小野雄大、アルバム「素粒子たち A.R.」発売に先駆けて6曲先行配信
うたたねのフロントマンとしても活動する小野雄大が自身初のバンドセットによるアルバム「素粒子たち」を6月17日にリリースする。4月17日には新曲「エブリシング」のMVが公開されたが第2弾の発表として収録曲13曲のうち6曲をデジタル配信限定で5月7日にリリースした。
ジャケットは6月発売のフルアルバムと同様北林加奈子、kabukigaoのタッグで制作されており、先行配信では異なるカラーのアートワークとなっている。
アルバムリリースまでの間に公開予定だった他のプロジェクトも新型コロナウイルスによって計画が総崩れしている中、本編発売まで内容に少しだけ触れることができるこの試みでよりたくさんの人に知ってもらい、アルバム発売まで楽しみに気持ちを高めて欲しいというのがねらいとなっている。
アルバム「素粒子たち」のバンドメンバーにはジャズベーシスト三嶋大輝(W.Ba/E.Ba)、Shunske G & The Peasに参加し、showmore、等のサポートでも活躍するタイヘイ(Dr)、山田丈造(Tp)、また山田が参加しているmaziwarisから碓井佑治(E.Gt)を迎えた。
楽曲は山田が全曲アレンジし、小野の弾き語りスタイルをベースとしつつポップス、ジャズ、ブルース、ファンクの香りが散りばめられている。
全13曲収録された本作はバンド結成からごく短期間で構想され、3日間のレコーディングで録音された。エンジニア・ミックスにはthe band apartも手がける速水直樹。
古き良きもあり、そこから展開された新しきもあり、色違いのサウンドが詰め込まれた聴き甲斐のある1枚となっている。
悲しい時に背中を押したり、一緒に騒いだり、ちょっと良かった1日をもうちょっとよくしたり、こんなこともあったと一緒に振り返ったり、日々の機微に合わせてセレクトできるような多彩な詩の世界観にも注目してみてはいかがだろう。