宇宙まお、バンドツアーファイナル公演をduo MUSIC EXCHANGEで開催
1月8日に久保田光太郎(peridots)プロデュースでミニアルバム「永遠のロストモーメント」をリリースした宇宙まおが、21日東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて「永遠のロストモーメント」リリースツアーのファイナル公演を開催。
およそ3年ぶりとなるバンド編成でのツアーは、名古屋、大阪、水戸、仙台、そしてこの日のファイナル東京公演と自身のキャリアでは初となる全5都市を巡った。
ファイナルの東京公演では、『永遠のロストモーメント』収録楽曲「ピザとコーラ」にちなみ、この日限定のオリジナルメニューとしてピザとコーラも登場して開演までの時間をも楽しませてくれた。
定刻時間をすぎると、The Soul Hood Bandメンバーであるキタダマキ(Ba)、SUNNY(Key)、藤田顕(Gt)、中畑大樹(Dr)が大きな歓声を浴びながらステージに登場する。続くように宇宙まおがステージのセンターに着くと、「正体」、「潮騒」に矢井田瞳とのコラボレーション楽曲「涙色ランジェリー」を立て続けに演奏しバンドサウンドの重厚感や迫力を早速ステージで魅せる。
MCでは、「「永遠のロストモーメント」リリースツアーファイナルに来てくれてありがとうございます」と会場に集まったファンへ語りかける、そして「宇宙まおのバンドサウンドを作ってくれる、レコーディングに参加したメンバーとともに演奏しますので、各々の楽しみ方で楽しんでください」と挨拶。
「ビールの王国」、「キッチンの恋人」と出し惜しみなく「永遠のロストモーメント」収録楽曲をバンドサウンドで楽しませてくれる。「宇宙まおなりの音楽の明るい未来を示せれば良いな思います」とライブ前に本人が話していたように、バンドメンバーとともに、音楽で気持ちを紡いでいく。
バンドサウンドだけではなく、宇宙まおが”試練”と表現してきた弾き語りでJUN SKY WALKER(S)の楽曲「休みの日」のカバーや「向こう岸」をしっかりと歌い上げ、ギャップをも楽しませ、「もう踊れない」、「ピザとコーラ」では、お客さんとのコール&レスポンスで一体感をさらに上げながらライブは終盤に向かっていく。
「東京生まれで東京の歌を書くというのはあまりないと思う」と前置きした上で「私の故郷でもあり、戦っている場所」と話してからミニアルバムのリード曲「東京」を披露して本編の幕を下ろした。
アンコールでは、「ヘアカラー」と「愛だなんて呼ぶからだ」の2曲とともに、「みなさんが宇宙まおの音楽を聴いていて良かったと思える音楽を作り続けていきますので、これからもよろしくお願いします」と今の気持ちをしっかりと伝える。さらに、「宇宙まおにとって大事な場所にバンドという形で音楽を届けに行けて素敵なツアーになりました」と感謝の気持ちもしっかりと届けた。
「もう1曲みんなに伝えたい」とWアンコールでは、The Soul Hood Bandとともに「UCHU TOURS」を披露し「永遠のロストモーメント」リリースツアーを大盛況で終幕させた。