大塚愛、ピアノ弾き語りアルバム『Aio Piano Arioso』より「ヒカリ」のライブ映像を公開
デビュー当時からライブで幾度となく披露し、ファンから絶大な支持と人気を誇る大塚 愛のピアノ弾き語り。これまでの〝ライブでのピアノ弾き語り音源″を集めた、大塚 愛自身初の楽譜付きアルバム『Aio Piano Arioso』を3月11日(水)に発売する。本アルバムの収録曲「ヒカリ」のライブ映像が公開された。
こちらは2014年に行われたツアー「LOVE FANTASTIC TOUR 2014 ~おぉーつかあいはまほぉーつかぁい~」で演奏されたライブ映像。この「ヒカリ」という楽曲は2013年にファンクラブ限定での音源化となっており、一般的に世にはリリースされていない貴重な楽曲だ。
当時ファンクラブ限定で公開されたCDジャケットは、大塚 愛が自ら描いたものであり、2011年の東日本大震災で、岩手県陸前高田市に津波が襲った際、倒れずに津波に耐えて生き残った「奇跡の一本松」が描かれている。
ライブのMCで大塚 愛はこのように語っている。
——-
2011年、私はまだ海辺の近くに住んでいて、
こんなに静かな海が全てを飲み込んでいってしまうんだ、と言葉を失って。
ただただ、ボーっと家の前の海を見続けるしかなかったけど、
雲の切れ間から、サーっと光が差したりして、本当に穏やかで静かで、波の音しか聴こえなくて。
そのきれいな海と光が、なんとなく心を癒してくれて。
全ての人にいつも朝がやってきて、昼がやってきて、夜がやってきて、という繰り返しだけど。
時も止まってしまうような苦しみや悲しみ。
でもそれを、また朝がきて、昼がきて、ということを繰り返しながら、
私達はずっと光を見つめていくのかな。
と思い、作った曲です。
——-
そして、「ヒカリ」の先行配信も開始。併せてiTunesにてアルバム先行プレオーダー(予約注文)がスタートした。
LIVEで幾度となく披露してきた数あるピアノ弾き語りの中から、厳選10曲を収録した今作『Aio Piano Arioso』は、初回生産限定盤の楽譜付きCDと、通常盤のCDのみの2形態。
同じ楽曲でも毎回違うピアノ演奏を行う大塚 愛のピアノ弾き語り。この楽譜は、実際にライブで弾いたピアノ演奏をそのまま譜面に書き起こした、その日〝一度きり″の貴重なピアノ楽譜となっている。
イタリア語の音楽用語でもある「Arioso(アリオーソ)」は、日本語で「歌うように」と訳すそうだ。大塚 愛の歌うように弾くピアノ演奏を、ぜひ一緒に弾いて楽しんでみてはいかがだろう。