Natural Lag、新たなリリックビデオが到着
5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE(ダイス)のボーカルである花村想太が始めたバンドプロジェクト、Natural Lag(読み:ナチュラルラグ)。2020年1月22日に発売になる1st mini album『ナチュラルストーリー』の収録曲のリリックビデオが新たに公開になった。
「蜃気楼」、「ファイティング・ソング」、「無愛想なベル」の3曲はすでに発表となっているが、今回新たな楽曲が公開された。
男女の恋愛に対してのラグ(ずれ)を表現したピアノとストリングスのメロディが美しい壮大なバラード「愛と恋」。
作詞作曲は花村想太、編曲・プロデュースは現在精力的に活動しているピアノロックバンドSHE’Sの井上竜馬氏が手がけている。元々SHE’Sの音楽が好きで聴いていた花村想太立っての希望でプロデュースをオファー、快諾してもらったというエピソードがある。
SHE’Sの楽曲の作詞作曲を行なっている井上氏だが、本楽曲は井上氏にとっても初の他アーティストへのアレンジ提供及びプロデュース作品。1サビまでのリリックビデオで是非聴いてみてはいかがだろうか。
【花村想太 作詞作曲コメント】
先ずこの曲は今まで僕が挑戦したことがない、初めてのことをこのアルバムに入れたいと思い書きはじめました。その挑戦は『女性目線の歌詞』です。
そこで書くにあたって少し自分より上の年齢層の大人な恋愛を想像しました。相手の男性にとっては火遊びで女性にとっては本気の愛。そうなった時の2人の行動や一つ一つの思い出に対する想いのラグを書きました。もっと簡単に言うと、火遊びと本気では同じ景色を観ていても違う風に感じ、見えるのではないか?ということです。
そして、『愛と恋』の違いについてこの主人公は、
愛=愛してる
恋=ただ好きなだけ
と思っていることにしました。
愛と恋ってすごく似ているフレーズですし、このフレーズだけでは違いがよくわからない方もいらっしゃると思いますが、『愛してほしい』と『恋してほしい』になると一気に意味が変わってきます。彼女は恋をして欲しかったのではなく愛して欲しかったのだなと…そうテーマをしっかり頭の中で確定させて鍵盤の前に立ちました。
すると、この曲は詩が先でも曲が先でもなく、詞と曲が同時に出てきました。そうした作り方も初めての経験でした。今回のこの女性の主人公の想いをたくさんの方に共感していただけるようしっかり歌い伝えたいと思います。
【井上竜馬編曲コメント】
今、花村くんの声や歌に宿っている魅力がこの一曲で全て詰め込まれている素敵な曲です。花村くんの描いた儚く切ない世界観をより美しく増幅させるように、バンド感にこだわりながらサウンドや曲構成などアレンジさせてもらいました。名バラード、必聴です。