RAY、約2年ぶりの新曲は幻のデビュー曲「人と心」7年の時を超え、2019年版としてリリース

2019.11.13 12:00

大阪出身のレゲエ・シンガー、RAYが11月13日に配信シングル「人と心」をリリースすることを発表した。今作は、2017年のヒット・アルバム『レイシング』以来約2年ぶりの新曲となる。

「人と心」は元々7年前に発売された「kyoumei」というコンピレーション・アルバムにひっそりと収録された、RAYにとって初お披露目となった作品。まだ無名時代の曲だったものの、ヒトの心の深淵をピュアに描いたリリックも手伝い、ライブで披露する度に徐々に観客を惹きつけ、YouTubeにアップされた音源は約100万回再生されるという典型的な「隠れた」ヒット曲となっている。

昨年開催されたツアーにてバンド・サウンドでパフォームした際、ピアノ一本だった原曲を超えるイメージに辿り着いたことがきっかけで制作に着手。アレンジャーにはorigami PRODUCTIONSのShingo Suzuki (Ovall)を招き、7年のブランクを埋め、幻のヒットを幻から解放するリメイクを実現させた。

音楽のこと、社会のこと、RAYがまだ何も分からない時に綴った曲ゆえ、シンガーとしての一番根っこの部分を伝える、表現者としての原点が描き出された名曲がその遂にヴェールを脱ぎ、同時にRAYの新たなステージの始まりを教えてくれるまさにサプライズ・リリースと言っていいだろう。

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