クレナズム、極上のサマー・アンセム2曲を収録した初シングル「花弁/いつかの今頃」リリース

2019.7.10 12:00
クレナズム、極上のサマー・アンセム2曲を収録した初シングル「花弁/いつかの今頃」リリースサムネイル画像!
クレナズム

昨年12月20日に初の会場限定ミニアルバム『rest of the dusk』を携えて、世界的に活況を呈するネオ・シューゲイズ・シーンに福岡から登場した超新星バンド・クレナズムが、極上のサマー・アンセム2曲を収録した初シングル「花弁/いつかの今頃」を本日7月10日にリリースした。

昨年12月リリースのミニアルバムより先行配信された「ウェインは言った」、「白い記憶」の2曲は、SpotifyではEarly Noiseに入るなど各サブスクリプションで話題となり、クレナズムというバンドの特異な存在を鮮烈な印象とともに全国に知らしめた。

そんなクレナズムがバンド初のシングルとしてドロップしたのは、浮遊する美しいコーラスと轟音のノイズギターに誘なわれ、女性ヴォーカル・萌映(もえ)のエモーショナルな歌声が描き出す物語、泡沫の夢、散りゆく花に切ない恋を重ねる抒情派シューゲイズとでもいうべき表題曲「花弁(はなびら)」。

夏の季語を散りばめて紡がれた心象風景、暗闇の中で青色のものが鮮明に浮かび上がる“プルキニエ現象”に着想を得たという歌詞の世界観が、心の奥底の夏の扉をそっと開いてくれる「いつかの今頃」。夕暮れと共に視感覚がずれて鮮明に浮かび上がるブルーが、いつかの夏の記憶をカラフルに染め上げていく。サビの胸に迫る萌映のファルセットの響きとともに、最後には聴くものをまるで空に突き抜けるような爽快な気分にさせてくれるポップ・チューンだ。

また、同時に表題曲「花弁」のMVもYouTubeにて公開となった。メンバーの出身校近くである志賀島で全編撮影されたことと、エモーショナルな楽曲とが相まって、視覚的にもノスタルジーを感じられる作品となっている。加えて、ジャケットのアートワークは台湾生まれのイラストレーター・Miyabi Shuuによるもので、彼らの楽曲の持つメランコリアとポップネスが見事に融合したイラストジャケットとなっている。MVやアートワークにも一貫して流れる彼らの世界観を楽曲と共に楽しんでみてはいかがだろうか。

さらに、リリースを記念した東阪福のレコ発ツアーも発表となっている。新作をリリースしたばかりの彼らのパワフルなパフォーマンスと楽曲の世界観をいち早く体感出来るチャンスとなっているので、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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