ネルソンズ、“一位”への思いを込めた単独ライブ開催!珠玉のコントで客席を魅了
ネルソンズは、和田まんじゅう、青山フォール勝ち、岸健之助の3人で構成される、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のトリオ。その実力は認められており、『そろそろにちようチャップリン お笑い王決定戦』『NHK新人お笑い大賞』で共に2年連続の2位、『タウンワークPresents「BAKE-MON」!』2位など、多くの賞レースで実績を上げているものの“一位”という順位に今一歩届かないということが続いている。今回のライブタイトルは、そんなネルソンズの“今度こそ1位を獲りたい”という思いを込めてつけられたものだ。
本公演はチケット完売となり、当日は老若男女を問わず数多くのファンが駆けつけた。そんな満席の会場でネルソンズは計8本のコントを披露。和田の個性的なキャラクター、青山のパワフルなツッコミ、そして要所要所でコントを支える岸の演技力が合わさったネタで、会場を大いに盛り上げた。
幕間では、通常の缶蹴りをドラム缶で行う『ドラム缶蹴り』、炭酸水の中でどれだけ目を開けていられるかを競う『炭酸水目開け』など、体を張ったVTRの数々に、客席は絶えず笑いに包まれていた。
エンディングでは、和田は『一位』というライブタイトルに言及。「(賞レースで)2位ばっかり獲ってるということで、今年は何かしらで1位を獲ろうという思いで」とタイトルに込めた思いを語り、「頑張りましょうよ」とメンバーの士気を鼓舞した。
しかし「今回の単独では(1位を)獲れるネタが…無い感じで」と自信の無さを覗かせる和田に、青山は苦笑しながら「分かんないけどね。こっからだから」とツッコミを入れてフォロー。続けて「どうでしたでしょうか?」と単独ライブの出来について恐る恐る問いかけると、客席からは大きな拍手が起こり、3人は笑顔を見せた。青山は「キングオブコントとかも頑張りますんで」と意気込みを語り、ライブは幕を閉じた。