竹内涼真、藤原竜也と映画初共演で相棒役に決定「頼りになるお兄ちゃんという感じ」
「怒り」「悪人」などヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一のサスペンス・アクション小説「太陽は動かない」が映画化される。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編を描くため、大規模な海外ロケを敢行。映画と同時進行で、吉田修一監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送されるという巨大プロジェクトだ。
主演は『藁の楯』『22年目の告白』の藤原竜也。心臓に小型爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた男を演じる。監督は『海猿』シリーズや『MOZU』シリーズなど、エンターテイメント大作を手がける羽住英一郎。誰が敵か味方か分からない命をかけた頭脳戦、陸・海・空問わず繰り広げられる迫力のアクションシーン、そして手に汗握る予想外な展開といった24時間ごとにリセットされる、極限のタイムリミット・エンターテイメントが幕を開ける。
この度、藤原が演じる主人公・鷹野一彦の後輩であり相棒の田岡亮一役として竹内涼真の出演が決定。竹内は藤原とは本作が初共演となる。藤原の印象について「ふとした時の台詞だったり、表情だったり、一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。先輩ですけど食らいついてやっていかないといけないと思います。竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました!頼りになるお兄ちゃんという感じです。」とコメント。
藤原は竹内について、「すごく力のある俳優さんです。勉強していて、頭の回転の速い俳優だなというイメージで、初共演なのですが、彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました。あと面白いです。撮影以外のところでもコミュニケーションを取って仲良くなりました。」とコメントし、映画同様に息の合った様子が伺える。
また、世界各国を舞台に物語が展開する本作の撮影は、ハリウッドのブロックバスター大作の制作で数々の実績を作ってきたブルガリアの制作チームとタッグを組み、ブルガリアの首都ソフィアで1ヶ月にも及ぶ大々的なロケを敢行。バルカン半島で最も美しいと称され、ソフィアを代表する観光名所でもあるアレクサンドル・ネフスキー寺院での映画史上初となる撮影やブルガリア最古のソフィア大学では現地エキストラが参加したパーティーシーンの撮影、また、ソフィア市街地の道路を完全封鎖して車を横転、爆破させたカーアクションシーンの撮影や、鉄道駅・ソフィアセントラルステーションから実際に列車を40kmも走らせながら終日撮影を行うなど、邦画、連続ドラマという枠にまったく収まりきらないスケールの大きいアクションシーンを繰り広げ、日本では到底実現不可能な超異例づくしの撮影が連日続いた。
竹内は3月末からブルガリア入りし、約1ヶ月の海外ロケに参加。本格的なアクションは初めてという竹内だったが、本作に向けた身体作りをしっかりと取り組み、現地では陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや、激しい肉弾戦にも挑んでおり、これまでのイメージを覆している。実際にアクションシーンを撮影した竹内は、「毎日反省点もあり、楽しかったなとか、こういう風に撮るんだとか、充実感はすごくあります。アクションをやっていたら、次の日とか2日後に、こんなところに痣があったっけとか、ここ痛いなというのは当たり前ですね。本番中は興奮しているし、気付かないこともあるんですが、それが自分の体でアクションをやっている証拠なのかなというのを噛み締めながらやっています。」と初挑戦のアクションを楽しんでいる様子。
今回、竹内の出演情報の解禁に合わせて、役柄同様、先輩である藤原との“バディ感”が垣間見えるブルガリアでの貴重な2ショットのセルフィー写真が解禁された。ソフィア市内で撮影されたセルフィー写真は、撮影の合間に後輩・竹内が撮影。初共演ながらもお互いに刺激し合って息の合った芝居を見せる2人の貴重なオフショットだ。
本作はブルガリアでの撮影を終えて、4月末から日本国内で引き続き撮影中。映画の公開は2020年5月を予定している。まだまだベールに包まれた本作の今後の情報にも注目だ。
【竹内涼真コメント】
羽住監督の映画は小さいころから劇場で何回も観ていましたので、羽住組に入って一緒にお仕事ができるというのはすごく楽しいし嬉しいです。ブルガリアでは爆発シーンや、車をひっくり返したりとか、列車を使った撮影など、日本ではできないような撮影に臨めました。
僕としてもこれだけ大きなアクションは初めてなので、毎日反省点もあり、楽しかったなとか、こういう風に撮るんだとか、充実感はすごくあります。アクションをやっていたら、次の日とか2日後に、こんなところに痣があったっけとか、ここ痛いなというのは当たり前ですね。本番中は興奮しているし、気付かないこともあるんですが、それが自分の体でアクションをやっている証拠なのかなというのを噛み締めながらやっています。現場で撮影しているテンションだったり熱さというのを公開まで持ち続けて頑張っていきたいなと思います。
竜也さんは、ふとした時の台詞だったり、表情だったり、一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。先輩ですけど食らいついてやっていかないといけないと思います。竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました!頼りになるお兄ちゃんという感じです。
撮影はまだまだ続きますが、怪我なく、本気で全力で取り組んで、撮影が終わった時に『太陽は動かない』をやって良かったなとスタッフの皆さんと全員で思えるように頑張っていきたいと思います。