菅田将暉、デビュー作品の企画書を見た当時の心境「ハズレ引いたー」
番組には、リスナーから“映画『マトリックス』は企画が出来上がってから主演キャストがなかなか決定せず、多くの有名俳優が断っていた”というメールが寄せられ、“台本の時点では世界観が掴めなかったのではないか”といった予測が添えられていた。
これに菅田は「そうなんや。すごいな」と声をあげ、「“文字だけで見ると”っていうのはすごくわかる」と共感を示し、「デビュー作『仮面ライダー』なんですけど」と自身のデビュー作『仮面ライダーW』について話し始めた。
「『仮面ライダー』のオーディションで決まって」「企画書というか詳細をね、送られてきたんです」として「2人で変身をして戦うライダーで、ボディの体が2色使いなんですね」と左右で緑と黒が配色されたデザインだと説明。
続けて、「“必殺技”っていうコーナーがあったの、企画書に」と話し、「『うわ!』と思って。これはやっぱワクワクするじゃないですか。まさか自分が仮面ライダーになれるとも思ってないし」と当時の心境を覗かせると、「『(必殺技が)どんなんなんやろう』と思ったら、まず絵が書いてあるんですよ。その絵は体が2つに分かれた仮面ライダーが描かれてるんですね。『これどういうことやろな?』と思って」と言い、「“飛んで、最後の決める時に右側の緑の部分がまずスライドしていきます”と。まずね、右だけがスライドしていって、“その後に黒い方も付いてきてキックを決める”って書いてあったんよ」と企画書に書かれた仮面ライダーWの必殺技の説明を振り返った。
菅田は「俺ホンマちょっと終わったと思ったもん」と話し、「『え?どういうこと?どういうこと?体半分になって…』」「文字だけで見たら、体がスライドして、スライドしてるときの断面図とかちょっと絵に見えてるわけよ」と企画書だけでは理解ができなかったと語った。
そして「いや、ホンマびっくりしたもんね。『これ大丈夫なのか?』って」「『ハズレやー。ハズレ引いたー』って、ホンマに16歳の時は思いましたよ」と笑い声をあげながら企画書を読んだ当時の様子をうかがわせた。