木下優樹菜、つんく♂から聞いたモー娘。オーディション落選の理由明かす
タレントの木下優樹菜が24日、都内にて、将来の夢を追いかける小学生から高校生を中心に結成された育成プロジェクト「Shibu3 project」のイベント「シブサン春フェス!!2019〜卒業式&進級式」に出演した。
2017年始動の「Shibu3 project」のメンバーは、プラチナムプロダクション所属の小学生から高校生までの53名。イエロー、ピンク、グリーン、ブルーの4クラスと演技のみのアクティング部門があり、歌やダンスのライブパフォーマンス公演、舞台公演を中心に定期的に活動中。
イベントでは、「Shibu3 project」のメンバーたちが出演するファッションショーや、ライブステージが行われた。木下は、所属事務所の先輩として、トークステージに登場。
木下が登場する直前に行われたファッションショーでは「観客による撮影OK」のアナウンスがされていたため、観客の多くは写真撮影を行っていた。しかし、木下が登場すると、「撮影OK」のアナウンスがなかったためマナーを守ってカメラを下ろした。しかし、木下は、そんな会場を見渡して、「ぜんぜん、カメラを向けて来ないけど、大丈夫?さっきまで撮ってたよね?」と告げ、「えっ、撮っちゃダメなの? 撮っていいよ!」と自ら「撮影OK」をアナウンス。ランウェイを歩き始め、華麗なウォーキングで来場者の写真撮影に応えた。木下のサービス精神溢れるパフォーマンスに、会場からは、大きな拍手と大歓声が。トークステージは、冒頭で来場者の心をガッシリ掴んだ木下のペースで進んだ。
そのトークステージでは、木下がShibu3 projectのメンバーたちの質問に回答する企画が行われた。「どうして芸能の世界に入ったのですか?」との質問に、木下は、「小学生のときに安室奈美恵さんが大好きで、歌って踊りたいと思い、そういう感じで行こうかなと思ったのですが、気付いたら、すげえバラエティに出てた!」と“木下節”全開で、会場の笑いを誘った。
さらに、中学2年生のときは「一番荒れ狂っていた(笑)」とするも、「中2のときに、荒れ狂っているのに、モーニング娘。の第5期生のオーディションがあって、そのときにね、隣の江戸川区のゴマキ(後藤真希)を超えたろかなと思って、オーディションを受けて、最終までいって、落ちた!」とにっこり。「つんく♂さんに後々、この業界で会ったときに、落とされた理由を聞いたら、『協調性がないから』と言われた(笑)」と告げ、会場を爆笑の渦に包んだ。木下は、後輩たちに、「やりたいこととかは、口に出して言った方がいいと思う。事務所の人たちもいるからさ。『私、これをやりたいです、あれをやりたいです』って。『君、3か月前にぜんぜん違うことを言っていたよね』と言われてもいいから、やりたいと思ったことは、とりあえず、言った方がいいと思う」とアドバイスを送った。
また、美ぼうの秘けつを尋ねられると、「そうねえ。でも、夜中の、インスタントラーメンは止められない」とポツリ。「子どもたちが寝た後に、“ちょっと体に悪いことをしている”みたいな(笑)夜中の12時半とか1時にインスタントラーメンをガンガン食べている自分!」と家庭での様子を紹介。ただ、「でも、今年の2月に記者会見みたいなところで、わざと、『私、今年、体を動かします』って言ったの。ちゃんとやる前に形から入ろうと思って。よくInstagramとかで、菜々緒ちゃんとか、中村アンちゃんとかがやっているじゃん、こういうの(=ヒップアップ効果があるというボトムベルトなど)。……買ったよ!」とにっこり。「週2でやってる。夏までにヒップアップしないといけなくて」といい、「披露する機会はありますか?」と突っ込まれると、「普通に、ケツ出すよ」とさらり。会場からは「おお〜!」と期待と感心が入り混じった声があがった。
木下の爆笑トークで時間はあっという間に過ぎ、トークステージは終わった。木下は、「『#ユッキーナ超きれいだった』って書いといて!」と最後まで笑いを誘い降壇。
イベント終了後の囲み取材は、木下と「Shibu3 project」の3名(上村佳里奈、吉田恵芽、新田湖子)が出席した。
木下と共演した感想を尋ねられると、中学1年生の吉田は「緊張しまくりでした。こんなに(木下の)近くにいられるなんて、夢みたいです」とにっこり。
イベントの感想について、小学3年生の上村は「すごくたくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったです。ファッションショーで、トップバッターなのですごく緊張しました」と、高校1年生の新田は「満席くらいに人で埋まっていて、(ステージに)出たときは本当に緊張したのですが、みなさんがコールとかで温かくて、踊っているときも、楽しく踊れたのでよかったです」と声を弾ませた。
また、木下は、夫でお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が出演している、Amazonプライム・ビデオのバラエティ番組「HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル」について質問されると、「色んな人から、『マジで面白い!フジモン!ドキュメンタル!』って言われるのですが、……観たことない」と告白。同番組では、芸人10人が自腹で参加費100万円を支払い、賞金1000万円をかけて“笑わせ合いバトル”を繰り広げるが、藤原はまだ優勝して賞金1000万円をゲットしたことがない。木下は「ちゃんと、(お金を)おろしに行っている」と明かした。「夫婦でそういう話をあまりしないので分からないです」としながらも、「たぶんですけど、これだけ(何回も)呼んでもらっているということは、『自分は松本(人志)さんに必要とされている』という認識があり、『優勝しちゃダメなんだよ』みたいなところがあるから、そこで、うまく調節しているのではないかな」と想像を巡らせていた。