マツコ、昭和スターの“貫禄”を分析「昔の芸能界とかって…」
2019.3.1 7:00
27日、テレビ朝日系『マツコ&有吉 かりそめ天国』に出演したマツコ・デラックスが昔の芸能界について語った。
番組には“昭和のスター達は何故あんなに貫禄があったのか?”というメールが届き、これを元に有吉弘行とマツコがトークを展開した。
有吉は「骨食ってたからよ」と食べていたものが違っていたとして「戦争ちょっと終わってぐらいからのさ、色んな物乗り越えてくると」と経験の違いだとコメント。マツコも「子供じゃ生きていけなかったんだもんね」と同意した。
続けて有吉は「我々はもう、平和な時代のほほんと生きてるからなんとなく薄っぺらいってか、貫禄は無いわね」と持論を展開した。
また、マツコは「なろうとしてなかったかな?多分本人たちも。早く威厳がある感じに」として「今なんか逆にずーっと若々しくいようって思うじゃない、皆」と時代の流れも関係していると分析した。
さらに、マツコは「なんか昔の芸能界とかって多分さ、完全に断絶してたわけじゃない。一般社会とは」と話し、「そこでの魑魅魍魎たちのせめぎ合いをしてたわけだから、自ずと威厳というか怖さも含めたさ、っていうのを身につけないとのし上がっていけなかったんだろうね」と強くなければ生き残れなかったのではないかと発言。「意識してたと思うよ、絶対。威厳を醸し出そうと」と語った。
その後、有吉は「やっぱ飯が違う、栄養が違うのよ」として「泥にまみれた根菜みんなと喧嘩しながら食ってた人たちが貫禄でないわけないじゃん」と締めくくりスタジオは笑いに包まれた。