酒に溺れた“国民的美少女”が号泣したマツコ・デラックスの言葉
番組では『全日本国民的美少女コンテスト』で2009年にグランプリとモデル部門をW受賞した22歳の工藤綾乃が登場。“お酒に溺れた国民的美少女”と紹介された。
工藤は「“国民的美少女”っていう肩書きがちょっとストレスで…」「国民的美少女コンテストって大き過ぎるのでその肩書きが全然自分の能力というか、自分のポテンシャルっていうのが全然見合ってないので」と米倉涼子や上戸彩など有名女優を輩出した国民的美少女コンテストの肩書きと現在の自身が釣り合いが取れずストレスを感じていると明かした。
続けて「グランプリ獲った当初は色んなお仕事させて頂いたんですけど、今全然仕事がないってことは自分がチャンスを与えてもらってたのにチャンスを掴みきれてなかった」と振り返り、酒をストレスのはけ口にしていると話した。
さらに、工藤は「寂しいんですよね」として「大学の友達とかはいるっちゃいるんですけど、みんなバイトとかしてるから忙しかったり」と1人でいる時間が寂しいと語った。
これにマツコは「わかりました、これ」と話し始め、「あなたまだ覚悟ができてないわ」「『友達と会えない寂しい』っていう所と次元の違う、『女優として絶対成功してやる』っていうのがあったら変わると思う」と言葉をかけた。
そして、「米倉さんや彩ちゃんがね、じゃあどういうつもりで生きてるかって言ったら、多分まず己が女優として大成していくことを最優先にして生きてきたわけじゃない。そこですよ」と言うと、工藤は頷きながら涙をこぼした。
すると、マツコは「なにあんた、ちょっとやめてよ」と笑い、「ごめんね」と声をかけると、工藤は首を振りながら「おっしゃる通りなのかなと思って」とマツコの言葉が胸に刺さった様子を覗かせた。
マツコは以前、同番組で音楽ユニット、チャラン・ポ・ランタンの小春とももがCMの仕事の欲しさのあまり「“勝手にCMソングを作る”っていうのをやっているんですよ」と言い、自身が作曲したCMソングを披露すると「これイケるんじゃない?」と大絶賛していたことがあった。