星野源、学校に行けなかった頃の心境を振り返り「涙ぐんでる」

2018.10.24 18:45

23日深夜に放送されたニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演した星野源が、自身の学生時代について振り返った。

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番組では、ニューアルバムの発売や5大ドームツアー開催の発表を受け、リスナーから喜びやお祝いのメールが届いた。その中に、“前作のアルバムが発売された際、不登校だった14歳の息子と一緒にCDを買い、星野の音楽で暗い気持ちが明るくなり救われた”というメッセージが寄せられた。

これに星野は「わかるわー」と共感した様子を見せ、「僕は子供の立場だったけど、高校2年の終わり頃に学校行けなくなった時があるので」と自身も同じ経験があると話し始めた。

続けて「なんて言えばいんだろう…あの時の親と一緒にスーパーに行くとかさ。あの時のなんて言えばいいんだろう…辛いのよ」と、時折言葉を選びながら当時の心境を明かし、「ちょっと涙ぐんでるけど」と昔を思い出した様子を覗かせ、笑い声をあげた。

そして「いろんな人がいると思いますけど」として「僕のパターン、今はこういう風にラジオで笑って喋れるという」「いい業界ですよね。そういう人でも、堂々とこうやって喋らせてもらえるんだもん。いいよね。いい世の中だと思います」とコメント。

また、当時についても「世の中とさ、切り離されてる感覚がすごいあるっていうかさ。なんか知らないけど、勝手にバリア張られちゃったみたいな。誰も入って来れない所に入っちゃったみたいな」と話し、「テレビとか明るいの見ててもさ、暗い気持ちになるんだよね」「そういう気持ちの中で、きっとねそれからそうじゃなくなる日っていうのが必ず来ると思いますし。あとそういうことが全く平気になるっていう時期もくると思います」と実体験を交えながらリスナーへメッセージを送った。

この放送にTwitterでは「頷きながら聞いてて涙こらえたわ」「やはり優しさはそういう苦しかった経験から生まれ出てくるんだな」「涙ぐみながら明るく話す源さんに感涙」などのコメントが相次いでいた。

星野は12月19日(水)に3年振りとなる待望のニューアルバム『POP VIRUS』のリリースが決定。大ヒットを記録したシングル『恋』やオリコンウィークリーシングルランキングで自身初の1位を記録した『Family Song』、大きな話題を呼んだ最新楽曲『アイデア』などが収録されるという。

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