星野源、お父さん役の演技を細田守監督が絶賛「星野さんの手にかかると…」
2018.7.25 20:10
番組では、星野が声で出演した映画『未来のミライ』の細田守監督をゲストに迎え、作品についてトークを展開した。
細田監督は「僕ら、初めてあのアフレコ現場でお会いしたでしょ?」と初対面について切り出し、「事前に会うとかじゃなくて、本当にその当日になって『初めまして』って言ってね」と振り返った。
続けて「挨拶した後、すぐアフレコ始まったじゃないですか」として「すごい星野さんがもう最初から“お父さん”そのもので、ものすごくびっくりしたというか」と、星野が劇中で演じた主人公のお父さんというキャラクターが出来上がっていたと話した。
さらに細田監督が「そんな詳しく打ち合わせとか話し合いとかしていないのに」と当時の驚いた心境を明かすと、星野は「シーンごとに監督がいつもブースの中に来てくださって、『ここはこういうシーンです』っていう説明とか」と振り返り、監督自らアフレコブースに足を運んだことが新鮮だったと語った。
また、細田監督は「最初から“お父さん”っていう役割みたいなものに自分自身がハマるわけではなくて」「色んなところが不安定な感じっていうのかな。不器用な感じの可愛らしさみたいなものが、星野さんのお芝居によって味付けっていうか面白く見せてもらえて」と話し、「星野さんの手にかかるとこんなにもエンターテインメント化するのかみたいな。それがものすごいと思って」と、星野の演技に絶賛の言葉を贈った。
星野は、7月20日に公開された、細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』に声優として出演。主人公・くんちゃんのお父さん役を演じており、注目を集めている。