永野芽郁主演『半分、青い。』視聴者を釘付けにする3つの魅力

2018.6.10 18:00

現在、放送中のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』が、SNSで大きな反響を呼んでいる。

岐阜県で生まれた楡野鈴愛(永野芽郁)が片耳の聴力を失っても、家族や幼馴染の萩尾律(佐藤健)に支えられながら夢に向かって前向きに奮闘する姿を描いた同ドラマ。

主人公の鈴愛は律とお互い特別な存在として育っていく。片耳の聴力を失った鈴愛は、不自由ながらも独特なアイデアでポジティブに生活を送っていたのだが、就職活動で壁にぶつかってしまう。そんな時、絵が得意な鈴愛に律から漫画を描くことを提案され、鈴愛はとある縁から人気少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)に出会い、反対する両親を説得すると、秋風の元に弟子入りし、漫画家を志すため上京する。

その後、物語は東京が舞台となり、漫画について学べると希望に満ちていた鈴愛だが、掃除や食事の準備などをする“飯アシ”を任される。一方、律も志望していた大学には行けず、東京の私立大学へ進学し、2人は別々の生活を送りながらも近い距離で過ごす。失敗や仲間との衝突などを乗り越えながら、少しずつ漫画家への道を切り開いていく…という展開を見せている。

今年4月2日に放送が開始されて以来、連日SNSを賑わせている同作品。近年のドラマのヒットの要因には、SNSでの盛り上がりが挙げられることも多いが、『半分、青い。』の放送時間帯には、Twitterのトレンドをその日の放送のキーワードが占めることもしばしばだ。視聴者の心を掴み、思わず投稿せずにいられなくさせる同作品の魅力とは一体何なのだろうか?

【ドラマを彩る男性俳優陣】

まず、1つ目の魅力は豪華俳優陣の存在だろう。佐藤健をはじめ、主人公を取り巻く個性的な登場人物たちを滝藤賢一や中村雅俊、矢本悠馬など実力派が演じていることが挙げられるが、その中でも視聴者からの注目が高いのは人気漫画家・秋風羽織を演じている豊川悦司だ。

こだわりが強く偏屈な秋風だが、視聴者からはTwitterで「秋風羽織 (豊川悦司)が気になって仕方がない」「秋風先生の可愛いさと言ったらもう!」「秋風先生の佇まいが魅力的でついつい見ちゃってますw」など、好感の声が上がっている。

さらにもう1人、連日SNSに名前が挙がっているのは、朝井正人演じる中村倫也。律の大学の同級生で、つかみどころがないが誰にでもやさしく、数々の女たちを泣かすモテ男を演じている。人気上昇中の中村が放送に登場すると、Twitterでは「朝井正人、罪な男やで。いや、中村倫也が罪なのか、、、」「色気がダダ洩れ」「半分、青いの正人くん(中村倫也さん)にハマってしまった…」など心を掴まれている視聴者が多いようだ。

【恋愛ドラマの名手!北川悦吏子氏の脚本】

そして、2つ目の魅力には、北川悦吏子氏が脚本を担当していることも挙げられるだろう。NHK連続テレビ小説は過去に実在した人物をモデルに作品が描かれることが多々あるが、今作品は北川氏のオリジナル作品。『愛していると言ってくれ』や『ロングバケーション』、『ビューティフルライフ』など数々の時代を代表する恋愛ドラマを手掛けた名手ということもあり、Twitterでは「北川悦史子さんの脚本は面白いよね」「北川先生の作品は大好き」「ロンバケ以来ハマってまっとる」と、様々な人間関係を丁寧に描く作品に引き込まれる視聴者が多くいるようだ。

また、北川氏が同ドラマに自分の人生を重ねていることも魅力の1つかもしれない。北川氏は番組オフィシャルサイトのインタビューで3年前に主人公と同じく、片耳を失聴していると語っており、それがきっかけで作品が生まれたとも話している。さらに、現在までこの物語は1970年代から90年代を舞台にして展開されている。1961年生まれの北川氏はこの時代を目の当たりにしながら人生を送ってきた世代。それゆえか、劇中には“人面魚”や“ディスコ”、“ソバージュ”などの実際に流行したものやブームがエッセンスとして散りばめられており、これがSNSで話題になることも多い。

【ヒロイン・永野芽郁がとにかく可愛い!】

最後に、作品の魅力を語る上で外せないのが、やはりヒロインを演じる永野芽郁だ。自分の信じたものにまっすぐで、片耳を失聴しても前向きに突き進んでいく鈴愛を、天真爛漫でキュートな人物として演じている。

Twitterでは「自然な演技でとても感じがいい」「永野芽郁ちゃんの鈴愛は魅力的」「永野芽郁ちゃんの周囲の魅力を際立たせる台風の目っぷり、良さしかない」「ピュアでひょうきんな役を魅力たっぷりに演じている。凄いね」「面白いが過ぎるし永野芽郁もかわいい」「かわいいー。鈴愛かわいいー。永野芽郁ちゃんかわいー」など、永野の演技力や魅力に絶賛のコメントが寄せられている。

東京で夢を追いかける鈴愛の恋愛模様や律との関係、一緒に向上してく仲間との青春模様にこれからも注目が高まるだろう。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』は毎週月曜日から土曜日の朝8時より放送中で、9月29日までの全156回を予定している。

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