星野源 仲良し放送作家への想いを力説しファン「感動した」
この日の放送は、“寺坂SP”として、番組の放送作家を務める寺坂直毅氏にフィーチャーした内容を展開した。
星野と寺坂氏は8年来の関係で、デパートや紅白歌合戦、エレベーターなどに詳しいという寺坂氏のことを星野は「無限の可能性があると思っていて」と話し、この企画を希望したと説明した。
番組の最後には、星野が「1番好きな話がね、寺ちゃんの学生時代の話なんですよ」と切り出すと、寺坂氏は中学生で不登校になり、定時制高校に入学したと振り返った。
これに星野は「僕が聞いてすごく大好きだった話があって」と前置きをして「学校に通いながらバス会社を運営してたんだよね?」と寺坂氏が仮想のバス会社を運営し、宮崎県に独自の路線を作りバスを運転しているつもりで自転車を走らせていたと紹介すると、「僕その話を聞いた時に本当に大好きで、すごく感動したの」とコメントした。
そして、その後も高校生の寺坂氏が、学校を仮想の放送局にして通っていたなどの話を披露すると、星野は「素晴らしい」と絶賛し、「その話をしてくれた時に僕は本当に、心から本当に感動したんですよ」と振り返った。
続けて「人間というものが1人の人間の中で自分で発想して、楽しんで自分の好きなものを見つけて、それを膨らませて高校3年間だったら3年間生きたわけじゃないですか」と話し「人間っていうものの凄さっていうか」「(仮想のラジオ放送を)本当にやってたんだよ。本当にやってったの。そのバスも本当に運転してたの。だからそれが僕はすごく大好きだし、そういうのをなんていうか、なんだろう、笑いたくないっていうか、笑うことじゃないんだよ」と熱を込めて語った。
さらに「それが今の寺ちゃんを作って、で、今ここラジオにいるんだよ。それってすごいことなんだよ」と寺坂氏への思いをのぞかせた。
この放送にファンはTwitterに「感動した。寺ちゃんすごい。最後に源さんが一生懸命それについて喋ってたのもうんうんそうだなって頷きながら聴いてた」「出会うべくして出会った二人なんだと思っちゃった」「寺ちゃんへの愛が駄々漏れの源さん」「源さんが寺ちゃんを愛する理由が良く分かったよね」などのコメントを寄せている。
同番組では以前にも星野と寺坂氏のやり取りが話題になっており、「僕、寺ちゃんに始めてもらうのが好きなのよ」と、本番前にトイレに行って開始に間に合わなくても寺坂氏のトークを聞きたいが為に「わざと出なかったりする」と明かし、反響を呼んでいた。