蟹江一平「警視庁・捜査一課長」で約3年ぶりの俳優再始動!「これからもどこかマイナーな存在でいたい」

2018.4.19 21:25
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蟹江一平

蟹江一平が、19日に放送されたテレビ朝日系「 警視庁・捜査一課長シーズン3」にて、約3年ぶりに俳優として活動を再開した。

蟹江は、1976年生まれの41歳。1999年NHK朝ドラ「すずらん」でデビューした後、数々の映画、ドラマに出演してきた。また、2014年にはバラエティー番組への出演をきっかけにそれまで秘めていたキャラを解放。以降バラエティー番組のオファーが殺到したと言う。また2015年には、CX系「今夜復活!歌がうまい王座決定戦」で並み居る歌うま芸能人を抑え見事に優勝するなど、音楽でもその才能を示していた。

そんな彼が、この度、約3年ぶりに俳優として再始動を果たした。蟹江は、19日に放送されたテレビ朝日系「 警視庁・捜査一課長シーズン3」に出演。同ドラマは内藤剛志演じる“理想の上司”捜査一課長が、部下と共に難事件に挑む姿を描いたもので、今回がシリーズ3作目を数える人気シリーズだ。特に今作では、内藤と安達祐実が23年ぶりに連続ドラマで共演していることでも話題になっている。

この日放送された第2話では、謎のご祝儀袋を持った女性の遺体が発見される。そこから、ある結婚式にまつわる人間模様が明らかになって…というストーリー展開を見せた。蟹江はこの事件の中である女性に想いを寄せるも、女性の母親から付き合いを拒絶され、激昂して殺人を犯し、その事実に気付きそうになった被害者の女性をも殺めてしまうという湯上杉輝役を演じた。

この度、約3年ぶりの俳優活動を再始動させた蟹江に、現在の心境などを取材した。

ー約3年ぶりの俳優復帰とのことですが、どのような理由で俳優業を休まれていたのでしょうか?
蟹江:いや、ホントに僕ごときのことでお恥ずかしい話なんですが…復帰もなにも、仕事自体を休んでた訳ではないので「いざ再開」って感じでもなくて。ただ、「役柄ではなく本人で出られる番組に出演したい」という思いは以前からあって、タイミングが重なり本人で出られる番組のお話を頂くうちに3年経っていた、みたいなことです。

有り難いことに映画やドラマのお話は頂いてたんですが、どうしてもスケジュールが合わずで出来ないということもあったり。なのでホント、「俳優復帰」って…ねぇ、お前ごときが何様だよっていう。復帰も何も蟹江一平なんて見たことねーわ、しらねーわ、親父さんは大好きだったけどお前はキライだわ、なんだよこの事務所の提灯記事キモい、、などなどヤフコメの罵詈雑言が目に浮かびます(笑)

ホントに、俺ごときのことでスミマセン…

ー活動再開のきっかけを教えてください。
蟹江:いや~「活動再開」も何も、活動はしてましたよ!?役を演じるのではなく自分を演じる…みたいなイメージですね。バラエティ・旅番組の旅人・ラジオのパーソナリティ・情報番組のMC・イベントのMC、ナレーション…などなど、本人で出られる番組の出演がこんな俺でも有り難いことに重なったんですね。

恐らく「顔もスタイルもそこそこ良いのに、そこそこ面白くて年齢不詳なアラフォー」というところがある一部のマニアックな方々に受けたのではないかと…と冷静に自己分析しております。

ー今後の活動についてはどうお考えですか?
蟹江:元々、演劇からスタートして食うや食わずで15年以上地道にギリギリの精神状態で役者だけをやって来て、本人で出たら有り難いことにそちらでも仕事を頂けた。でも僕は元来「強い光が射す明るい場所」よりも「鈍色の光が射す暗い場所」の方が好きで、マイナー産業好きというか、とにかく地下志向が強い。

事務所的にはもっと売れてくれ!と思ってることは重々承知しておりますが、売れてる売れてない論争にもさほど興味がない。なので、これからもどこかマイナーな存在でいたいという思いはあります。

だからこそヤフコメの「蟹江一平なんて知らねーよ」的なコメントは「むふふ」と思ったり…うん、変態ですね(笑) 今後もやりたいことを自由にやって行けたらなと思ってます。趣味の音楽活動も活発に…活発にと言っても、狭い小箱でやったり狭いバーでやったりと…薄暗い地下がどうにもこうにもやっぱり好きなのです。

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