デヴィ夫人、大統領夫人になる前の大恋愛を告白しネット反響「映画化して」「切な過ぎる」
14日に放送された日本テレビ系『1周回って知らない話』に、デヴィ夫人ことデヴィ・スカルノが出演し、自身の初恋について話す場面があった。
番組では、1970年にデヴィ夫人の夫・スカルノ大統領が死去し悲しみに打ちひしがれたが、愛する人を失うのはこの時が初めてではなかったと紹介された。
デヴィ夫人が社会人となった当時、同僚に誘われて行ったバーで、バーテンダーとして働く男性に一目惚れし、二人は恋に落ちたという。結婚の約束までしていたが、付き合って2年が経った頃、突然連絡が途絶えたという。
同僚や友人を通じて探し続けたある日、恋人は結核療養所にいたことが判明。結核は当時、完治が難しく致死率も高い病気だったため、うつすことを恐れ連絡を絶ったのだと明かされた。
デヴィ夫人は2年以上療養所に通い続けたが、快方に向かうことはなく恋人からの別れを告げられ、二人の恋に未来がないことを悟ったという。その後スカルノ大統領に見初められ、インドネシアへ渡った。
当時について、デヴィ夫人は「病院を出た時、電車に乗って、電車の窓から外を見た時、全てが灰色でしたね」と、時折声を震わせながら心境を告白。
その後については「インドネシアに渡ってから、3年目くらいに亡くなったっていう知らせを」「悲しかったですね」「覚悟はしていましたけれども、私の人生があまりに変わってしまいましたから」と話し、初恋について振り返っていた。
このエピソードに、視聴者のTwitterでは「デヴィ夫人の話しまじでドラマやん…」「頭痛になりそうなくらい泣いた」「マジで誰か映画化してくれないかな」「デヴィ夫人の初恋のエピソード、切な過ぎる」と、様々な反響が寄せられていた。
デヴィ夫人は過去のテレビ出演でも大統領夫人になる前について明かしている。当時は母や弟と貧しい暮らしをしており「昼間は千代田生命で働いて、夜は三田高校の定時制に通っていた」「夜は赤坂のサパークラブ」と、一家を支えるために働きづめだったと振り返っていたことがあった。