関ジャニ∞・錦戸亮、演じてみたい役聞かれ「色気のある男性介護士に…」
まず錦戸亮から「吹雪の中、お集まりいただきありがとうございます。一足先に映画を観ていただけるということで、皆さんには楽しんでいただけたらと思います。短い時間ですがよろしくお願いいたします。」、続けて吉田大八監督から「こんばんは。今日は楽しんでください!」と挨拶があった。
MCより「錦戸さん、お帰りなさい!」と声をかけられた錦戸は「大阪はよく来るのであまりただいま!という感じはないですが、ホームが2つある感じですね」とコメント。一方、大阪の印象を尋ねられた監督は「短い時間ですが、大阪の皆さんの感じをつかんで帰りたいですね。」と笑顔で回答した。
吉田大八監督の作品に初参加となった錦戸だが、撮影の印象を聞かれると、「テイクが多かったですね。」と笑い、「でも監督が撮りたいものがあるんだなと思い、それに一歩でも近づけるようにと思って演じました。」と話した。「吉田大八監督の作品は以前から観ており、この方の作品なら面白いので、全部ゆだねてその人の言う通りにしたら、僕も面白い映画にでているだろうなと思って、そこはもう信頼しきっていました。」と監督への絶大なる信頼があったことが明かされた。
続いて、MCから「監督から見て錦戸亮さんという俳優はどういった俳優さんですか?」との質問には、「相手役の演技をうまく反射していて、ほんとにほぼ正解なんですよ。」と大絶賛。また、錦戸演じる月末(つきすえ)はごく普通の市役所員で個性の強いキャラクターに囲まれての演技だったが、その強烈な元殺人犯の中で演じてみたいキャラクターを聞かれると、「全員してみたい!」と答え、「優香さんの役なら色気のある男性介護士になりますよね(笑)」と会場の笑いを誘っていた。
最後に監督から「俳優はみんな素晴らしいですし、特に主演の錦戸亮さんのいろいろな表情を楽しんでください。」とコメント。次に錦戸さんから「この先自分にとって代表作と言えるような作品になっていると思います。純粋な気持ちで楽しんで観ていただけると嬉しいです。」と挨拶し、舞台挨拶は無事終了した。
映画「羊の木」では、錦戸演じる、市役所職員の月末(つきすえ)がさびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女の受け入れを命じられる。一見普通にみえる彼らだったが「彼らは全員、元殺人犯」。受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文(あや)をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始めるといったストーリーが描かれている。2018年2月3日(土)より全国公開。