「コウノドリ」星野源演じる四宮に大きな転機が?ドラマの世界を表現したアートペイントも完成
TBSで毎週金曜よる10時から好評放送中の金曜ドラマ『コウノドリ』。
鈴ノ木ユウによる同名のヒューマン医療漫画が原作の本ドラマは、2015年10月期にTBSでドラマ化されたものの続編。今作は、前作に引き続き、産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラを綾野剛が演じるほか、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋らオリジナルメンバーが引き続き出演。さらに、宮沢氷魚や松本若菜、古畑星夏らフレッシュなキャストも新メンバーとして新しい風を吹かせている。
これまでに、サクラ(綾野剛)の後輩である下屋(松岡茉優)は、担当した妊婦の死を乗り越え救命が出来る産科医になるため救命科に異動し、助産師の小松(吉田羊)は、子宮腺筋症と卵巣チョコレート嚢胞を患い、子宮摘出という女性として大きな決断を下し、診断ミスを起こした新生児科の白川(坂口健太郎)は、自分の力不足さを思い知らされ小児循環器科で研修するべくペルソナを離れることを決意。それぞれが悩みに直面し、新たな自分の道を進み始める…。出産の現場やそれにまつわる家族模様のみならず、ずっと同じ場所には留まらないという医師たちの姿もリアルに描いてきたが、今夜放送の9話以降は、サクラの同期であり良きライバルでもある四宮(星野源)のエピソードが色濃く展開されていく。
過去に担当していた患者を失った後悔から、現場を離れ、事故を防ぐための研究に専念するという選択を視野に入れていた四宮。先週お送りした第8話では、珍しくライブハウスを訪れた四宮が、サクラに相談をするシーンも放送された。そんな中、故郷・石川県能登へ帰郷した際に、自分と同じく産科医をしている父・晃志郎(塩見三省)が、重いガンを患っていたことを知る四宮。晃志郎は街で唯一の産科医であった。ペルソナに戻ってきた四宮だが、執刀中、妹・夏実(相楽樹)から晃志郎が再び倒れたとの連絡が入る。ついに、四宮にも転機の瞬間が訪れるのか。良きライバルという大きな存在である四宮のサクラはどう受け止めるのか。最終回に向けて動き出していく、ペルソナで働く仲間たちそれぞれの決断とは?注目が集まる。
そして、これまでにベネッセたまひよファミリーパークや清塚信也コウノドリコンサート、日本財団ソーシャルイノベーションフォーラムなど数々のイベントを行ってきた同ドラマだが、それらイベント会場を渡ってきた、ドラマの世界を表現したアートペイントがようやく完成した。
ペインター・溝尻奏子氏(みぞじりかなこ)の協力のもと、イベント内でのLIVEペイントからはじまったペイント制作。実際に、清塚信也や宮沢氷魚らもイベント内でペイントに参加しているが、それぞれのイベントの来場者にも“手形”を使って参加し、作品に彩りを加えた。
本ドラマのテーマでもある“生まれること、そして生きること”をイメージし、母親という存在への感謝の気持ち、人と出会うという奇跡、そして、生まれてきた全ての人へ向けた未来への希望を表現している。今回のLIVEペイントのLIVEには“生きる”という意味もこめており、未完成だったLIVEペイン トの状態から、多くの方々の手に触れ、新たなものに生まれ変わり、世界にひとつしかない“奇跡”のアートペイントとなった。
また、一人で悩んでしまうような暗い夜にも希望をもてるよう、あるメッセージが隠されている。ペイントは、TBSテレビ1階の展示スペースにて来週11日(月)〜22日(金)の最終話放送日まで展示される予定だ。