星野源、『紅白歌合戦』の舞台上から見る“華やかな”客席に喜び「みんなめっちゃ笑顔なの」

2024.1.3 20:30
星野源、『紅白歌合戦』の舞台上から見る“華やかな”客席に喜び「みんなめっちゃ笑顔なの」サムネイル画像!
星野源/(ⅽ)E-TALENTBANK

1月2日深夜のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にて、星野源が、12月31日に放送された『第74回NHK紅白歌合戦』について語った。

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番組中、紅白歌合戦の話題になると、リスナーからの“私の家庭は両親の仲がとても悪く、父と母は全くコミュニケーションを取らないが、そのような状況でも大晦日は家族全員でテレビの前に集まります。星野さんの演奏が始まると家族全員で何も言わずに食い入るように見て、演奏が終わると父が一言『すごいな』と言って去っていきました。同じ音楽で感情を共有できたようで嬉しかったです。星野さんの演奏が私の生きる理由になっています”といったメッセージを紹介。

これを読み上げた星野は、「紅白歌合戦ってすごいね」「今は色々な環境でさ、1人で観れたりさ、スマホもあるしNHKプラスもあるしさ、1人で観たりでも全然できるわけじゃん」「でもやっぱ、なんとなく集まれるような場所にいる人がなんとなく集まって観るみたいなそんな番組だよね」と話した。

続けて「僕は中学とか高校とかの時はそれが苦手でした。家族で観るのが。本当にキラキラした場所をテレビでやってて、辛かったの。見てるだけで」「なぜかというと自分の家庭が、家庭っていうか主に僕がなんですけど、何者でもなさすぎて。将来の不安とかがありすぎて」「高校に行かなかった時期があるんですけど、その時期とかやっぱりさ、年越しの紅白なんて本当に辛いわけ。輝きすぎて」と回顧。

さらに、自身がいつしか紅白歌合戦に“出る側”になっていたことに感謝を述べつつ、「“家族で一緒に見ることができました”とか、それこそ“普段全く話さない家族と一緒に観たのが思い出になりました”みたいな話を聞いて、“なるほどな”みたいな。そういうお話を聞くときに、ありがたい場所だなと」と語った星野。

最後には「今年は本格的にコロナの規制が撤廃されてから初めての紅白だったじゃない。幕が開けてさ、客席を見てさ、華やかじゃない?」「俺、そこが一番泣きそうになっちゃってさ」「すっごい華やかだなと思って」「壇上にいるんだけど、あの時のさ、家族で3人で一番後ろで、すごい引いた場所で見てる自分とすごい重なっちゃって」「客席が本当にみんな笑顔じゃん」「出てる人は(客席が)見えるんだよ。みんなめっちゃ笑顔なの。本当に嬉しそうなんだよね。それで泣きそうになるんですよ。それを見れたのがすごく嬉しかったな」と明かしていた。

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