星野源、苦悩の末に歌詞を書き上げた「光の跡」制作秘話を明かす「すごく大切な楽曲に…」
星野の最新シングルに収録されている楽曲「光の跡」は、現在公開中の『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』エンディング主題歌となっている。同曲の制作について、星野は「『SPY×FAMILY』の劇場版のストーリーが家族旅行なんですよ」「旅をテーマに歌詞を書きたいなと思ったんですよ」などと説明しつつ、歌詞を書くための旅行として金沢に行ったことを明かした。
その上で「ただ、僕がものすご~く落ち込んでいた時だったんですよね」「もうこの2年ぐらいね、ず~っと落ち込んでんのよ」「なんでかって言うと、恐らくコロナ渦でいっぱい踏ん張っていたものがこの2年で規制がなくなったりとかね、もしくは耐えられなくなった自分が」「緩んだこともあるのか、ただ耐えられなくなったのか、何かが折れたのか。それで反動みたいな感じで、とにかく希望を感じないし、とにかくしんどい毎日だったんですよ」と回想。
続けて「例えば『SPY×FAMILY』のワードとか設定の中から歌詞を書き始めるとか、そういうロジカルな方法からの歌詞っていうのが全く書けなくなっちゃって」と話しつつ、「何にも考えないでウワーって出てきたのが1番のAメロ(の歌詞)だったんですよ」「あまりにしっくりきて、それがどんどん書いていくうちに今の自分の思いとか、楽曲とかに全部繋がっていって」「これを最後に乗り越えられたことで、2023年完結したなというか、良い形で終えられたなとすごく思うし、自分にとってすごく大切な楽曲になったと思います」などと語っていた。
このエピソードに対し、SNSでは、「楽曲のこと歌詞のこと丁寧に細かく伝えてくれるのが本当に嬉しい」「胸が締め付けられたけど、だからこそより大切に聴きたい」「こんなすっっっっごい曲を、私たちに届けてくれて嬉しい」「源さんの思考は本当に深い」「星野源ファンで 良かった」といった反響があった。