ビートたけしが稲垣吾郎に「頭きちゃった」「ムカついて…」と語った芸人とは?

2017.11.17 20:45

13日に放送されたTBS系『ゴロウデラックス』にビートたけしが出演し、自身の著書『アナログ』の誕生秘話を語る場面があった。

番組でたけしはこの著書を「書いたのも初めて、今度は俺が書くって言ったんだから」と、今回は自身が執筆した小説だと紹介。

発売した書籍が幾つも有るたけしのこの発言に、MCの稲垣吾郎や外山惠理アナウンサーは驚き顔。たけしは続けて「今までは手では書いてない」と、以前は自身が話した言葉を書き起こして書籍化したものなので、自分で文章を書いたものではないと説明。

そして「又吉に追い抜かれて頭きちゃった」と、小説『火花』で芥川賞を受賞した芸人、ピースの又吉直樹に関して話し、スタジオからは笑い声が上がった。

これに外山アナが「(自分の)手で小説を書こうと思ったのは、又吉さんがちょっと、きっかけとなった、でいいんですか?」と質問すると、たけしは「(『火花』は)漫才の話でしょ?ムカついて読んだら『芥川賞ってこう書かなきゃいけないのか、すげえなこれ大変だな』」「三島由紀夫的というかね、単なる表現を文学的に表現しないといけないだと思って、じゃあ自分で書こうって」と、又吉の影響で今回の執筆に至ったと語った。

また「でも漫才師の話なんで、あの話はうまくこう、状況説明が上手いなと思った、賞取るだけのことはある」とも評価しながら、「まぁ漫才のシーンは俺の方が面白い」とコメントし、稲垣も笑い声を漏らしていた。

過去の同番組には又吉本人も出演している。その際に稲垣は、二作目『劇場』に登場する女性の描写を「男って(女性に)こうあってほしいみたいなさ、女の子のしぐさとかさ」「壁に背中くっつけて、足伸ばしてさ(足の)指でくにゃくにゃくにゃくにゃしてる人とか、描写とか好き」と、又吉の表現力を称えていたことがあった。

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