小芝風花、主演映画『レディ加賀』ではタップダンスに挑戦!撮影前から猛特訓「ベニヤ板を買って…」
11月5日、映画『レディ加賀』(2024年2月2日石川県先行公開、2024年2月9日新宿ピカデリー他全国公開)の舞台挨拶つき先行試写会がロケ地である石川県加賀市にて開催され、主演を務める小芝風花、監督の雑賀俊朗氏らが登壇した。
加賀温泉郷に実在するPRチーム「LADY KAGA(レディーカガ)」をモチーフに、加賀温泉郷を舞台とし、温泉旅館の女将たちがコロナ禍から立ち上がる姿を描いた本作。小芝はタップダンサーを挫折して旅館の女将になろうとする樋口由香を演じているが、雑賀監督は小芝の起用理由として「コメディシーンや成長するシリアスな部分を両方やれる女優と考えると、小芝さんかなと。そして、タップダンスもできないといけない」と口にし、「タップは難しいので、小芝さんでよかったなと思いました」と賛辞の言葉を贈った。
そんな雑賀監督の言葉通り、劇中で見事なタップダンスを披露している小芝だが、「経験者みたいな風におっしゃってくださったのですが、全くの素人で…」と苦笑いしながら打ち明け、「この作品が決まって撮影の9ヶ月から練習を始めて。お家でベニヤ板を買ってずっと練習していました。(タップダンスのインストラクター振付師の)HideboH(ヒデボー)さんの所に通わせていただいて。プロのタップダンサーを目指していた役だったので、本当にめちゃめちゃ頑張りました」と告白。
これを受けて、雑賀監督から「忙しい中、完璧にマスターされてました」と改めて賛辞の言葉をかけられると、小芝は恐縮しつつ「ヒールとかがあると未だに鳴らしちゃうんです」と即興でステップを披露しながら、タップダンスのステップが体に染み付いていると照れ笑いを浮かべていた。
また、着物でのタップダンスに挑んだ小芝は、「タップダンスは足元が開くので、着物だとどういう風に見えるのかなと思っていましたが、小粋なきものクラブの皆様がすごく足が開きやすいように工夫してくださるなど、とても協力的で」と口にし、「おかげですごく素敵な映画になりました」と感謝の言葉を述べると、雑賀監督も「いろいろなアイデアが詰まっているので、注目してほしいです」とアピールしていた。