綾野剛が語る二宮和也の俳優像にネット反響「ピタッと来た」「秀逸」
2017.10.28 18:05
27日に放送されたNHK『あさイチ』に嵐の二宮和也が出演した。
番組内では二宮とプライベートでも交友がある綾野剛がVTR出演。その中で綾野は二宮の印象に関して「彼の言葉ですごく印象に残ってるのが『僕は役者ではなくアイドルだ』っていう風に言ったんですよね」と、二宮の発言を振り返った。
続けて「(二宮は)今自分が何を求められてこの場所に立っているのかっていうことを感覚的にもう分かってるんですよね」「だから誰よりも役者の匂いが出てくるし、だからこそ僕も他の共演者もそうだと思うんですけど、ものすごく影響を受けることもたくさんありますしね」と、二宮の俳優としての姿勢を賞賛した。
これに二宮は「でも僕が多分嵐やってなかったら(役者の場に)呼ばれてないです」と、あくまで自身はアイドルとして演技の場に挑んでいると話した。
そして「自分が同じ年数俳優のお仕事だけをやらしてもらって、呼ばれる現場だったかなと思うとやっぱりそうではないと思ってますね」と謙虚な姿勢を示した。これを聞いた井ノ原快彦も「限りなく近いし、昨日まで歌って踊っててさ、次の日に『自分俳優なんで』って言えないじゃない」と二宮に共感の言葉を寄せた。
このエピソードにTwitterでは「綾野剛くんの言葉のチョイスもほんと素晴らしい!!」「役者じゃなくてアイドル…を色々捉えられそうなんだけど、今はピタッと来た」「綾野剛のニノは役者ではないアイドル論の解説が秀逸」「綾野剛ほんといいこと言うな〜…」と様々な反響が寄せられていた。
二宮と綾野は、11月3日に公開される映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』で共演。二宮は一度食べた味を完全再現できる天才的な料理人・佐々木充を演じ、綾野は充の唯一無二の理解者・柳澤健を演じる。