90年代にオリコン1位を獲得した人気バンドのボーカルが明かす当時の収入事情とは

2017.10.27 21:05
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(c)E-TALENTBANK

26日に放送されたテレビ東京系『じっくり聞いタロウ』に、MOON CHILDのボーカル・ササキオサムが出演した。

ササキは90年代後半にオリコン1位を獲得し、59.8万枚を売り上げた楽曲『ESCAPE』の作詞作曲を担当。

この頃の収入に関してササキは「そんなには頂いてないですね、16(万円)でしたね」と月給を告白。続けて「ESCAPEでバンバン音楽番組出てる時もそうでした」と、ブレイクした時も変わらなかったと話した。

しかし、MCの河本準一は、CDの値段や歌唱・作詞作曲印税と売り上げを計算すると約2950万円ほどになるはずと追及。これにササキは「そのくらいは入ったかもしれないですね、わかんないですね」とコメント。

ササキはこの理由を「事務所とメンバーでみんなで分けるみたいな」と、作詞作曲の印税はもちろん歌唱印税分も4人のメンバーで分けていたと明かした。

また、解散理由について、契約更新の時期にメンバー同士で「結構働いたね。疲れたね」というような話になり、加えて、ササキ自身がバンド楽曲のほとんどを作詞作曲をしたため、他のメンバーとの仕事量の差がつき「(自分だけ曲を)書かなきゃならなかったりして、そういうのを妬んじゃって」と、契約の切れるタイミングで解散を選んだのだと語っていた。

ササキは過去のE-TALENTBANKのインタビューで解散当時のことを「ロックバンドたるものは全部やりきってパッと解散するのがいいんだ、って美学みたいなのが当時の僕にはありまして(笑)。これこれでずっと食べていこうっていうのはなかったし、3枚目のアルバムを作った時点でやりきった感みたいなのがあったんです。」と、振り返っていたことがあった。

MOON CHILDは、2013年に再結成を発表。2017年にはDo As Infinityと2マンライブを開催している。

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