市川猿之助、歌舞伎自主公演の自腹費用は「〇〇くらいの高さだった」と明かす
2017.10.2 21:10
1日に放送されたフジテレビ系「ウチくる!?」に出演した市川猿之助が歌舞伎界の裏話を披露した。
番組では歌舞伎俳優の市川と尾上右近をゲストに迎え、2人の馴染みの店を回りながら、プライベートや歌舞伎界についてトークを展開した。
MCの中山秀征から過去の自主公演の際、数千万円を自腹で行ったという話を振られた市川は、かつて自身が行った自主公演にの費用ついて「銀行に借りた」と明かし、公演当日の朝に銀行に行き、「(札束が)枕にしたいなと思ったくらいの高さだった」と振り返った。
そして、出演者たちのギャラも自身で決めると話した。すると、番組MCの中川翔子が「自主公演って赤字じゃなくてちゃんと黒字にすることってできるんですか?」と質問した。これに市川は「できません」と即答し、「絶対にできないもんですよ」と断言した。
さらに市川は「グッズは大赤字になる」と裏事情を明かし、第1回目の自主公演に発売したプログラムが現在でも残っていて処分に困っていると話した。
また、「自主公演っていうのは全部自分を見に来るわけですよ。皆さんの入場料がそれこそ収入になるから、皆様がお金に見えてくるわけですよ」と話し、過去に北島三郎の公演を見たときの様子を話した。
市川は北島が公演最後に「『お客様がこの大道具を作っていただいて、お役様の入場料で作って北島三郎が輝ける』」と言うと来年のチケットがそこで完売すると明かしていた。