志田未来が『コウノドリ』で『14才の母』以来約10年ぶりの妊婦姿を披露「経験が体にまだ染み付いている」

2017.9.29 6:00
志田未来が『コウノドリ』で『14才の母』以来約10年ぶりの妊婦姿を披露「経験が体にまだ染み付いている」サムネイル画像!
(C)TBS

TBSで10月13日(金)よる10時からスタートする金曜ドラマ『コウノドリ』(初回は15分拡大スペシャル)の第1話に、志田未来が出演することが決定した。

本ドラマは、講談社「モーニング」で現在も人気連載中の鈴ノ木ユウが描く同名のヒューマン医療漫画が原作。2015年10月期にTBSでドラマ化され、産科医療の現場をリアルに描いて好評を博し、続編の放送が決定した。多くの感動と共感を生んだ作品の新シリーズとなる。

前作に引き続き、産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラを綾野剛が演じるほか、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋らオリジナルメンバーが引き続き出演するという。

そして、初回から佐々木蔵之介を はじめ豪華なゲスト出演者の発表が後を絶たない中、さらなる追加キャストとして志田未来が本作で“母”になる。

難しい役柄も圧巻の演技力で魅せる演技派の志田が今回『コウノドリ』で演じるのは、ペルソナ総合医療センターで働くサクラ(綾野剛)の元に診察に訪れる、生まれつきろうあ者の妊婦・早見マナ。同じく耳が聞こえない夫・健治(泉澤祐希)と共に支えあいながら生きているが、妊娠がわかった時、本当に育てられるのかと両親に心配され不安を抱えている。医療用語は手話や唇の動きだけでは伝えるのが難しく、担当医師のサクラや助産師の小松(吉田羊)とホワイトボートを使い筆談でコミュニケーションをとるのだが…という役どころだ。

初主演作であり出世作でもある『14才の母』(2006年・NTV)以来、テレビドラマでの “妊婦”役は、実に約10年ぶりとなる志田。現在は年齢的にも出産を身近に感じるようになったという彼女の新たな24才の母親像、そして、約10年ぶりの“出産”という奇跡の瞬間が物語に深みを持たせ、さらなる感動を誘うことは間違いないだろう。

【志田未来コメント】

ーー『コウノドリ』第1話出演が決まって

もともと前作を拝見していて、しっかり命と向き合っている愛に溢れた作品だなという印象をもっていました。今作の1話のゲストということもあって、呼んでいただけたことに喜びとプレッシャーを同時に感じ、皆様からとても愛されている作品だと思いますので、しっかり自分の役をリアルに伝えていかなくてはいけないなと感じました。(実際に演じてみて)出産シーンというとてもハードで緊迫するシーンの中、出演者、スタッフの皆さんがとても温かく声をかけて下さり、心強く感じました。そして、現場の皆さんそれぞれが話し合って丁寧に1つのシーンを作り上げていく姿を拝見し、すごく素敵な現場だと思いました。

ーーマナを演じるにあたって

妊娠や赤ちゃんを産むということを実際経験したことがない中で、さらに耳が聞こえないという大きな壁があり、演じていて率直に難しいな…と思いました。手話指導をしていただいた時に、実際耳が聞こえない方の出産のお話を聞かせていただきました。耳が聞こえないことが今まで当たり前だったから、そのことをあまり不利だと思ったり、大変に感じなかったとおっしゃっていたので、マイナスな気持ちを背負って演じないようにしました。

ーー2度目の“出産”について

(『14才の母』に出演した)当時は13才という年齢もあり想像で演じるしかなく、母や周りの出産を経験している方にアドバイスとして話を聞いていたな…ということを思い出しました。約10年という時間が経っていますが、まだ実際には出産を経験していないので、今回もまた想像したりして演じました。(10年前は)お腹に物を詰めても、どこに手を置いたらいいか、どう歩けばいいか、といったことなどがよくわからなくて注意されていたのですが、今回はそれが自然にできたこともあり、その経験が体にまだ染み付いているのかなと思いました。周りの友人も実際に母親になったり、年齢的にも出産というものが身近になってきたので、だからこそ命の重みを考えるようになり、実感しながら演じました。

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