新ドラマ「陸王」に「君の名は。」上白石萌音、元箱根ランナー和田正人らの出演決定

2017.9.26 5:00

10月からスタートするのTBS系「陸王」に上白石萌音和田正人佐野岳の出演が決定した。

上白は、役所広司が演じる主人公で創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一の娘・茜役で出演するという。

1998年生まれの上白石は、第7回「東宝シンデレラ」オーディション(2011年)で審査員特別賞を受賞し、同年に放送されたNHK大河ドラマ『江~姫たち の戦国~』の最終回でドラマデビューを果たし、昨年にはアニメ映画「君の名は。」ではヒロイン・宮水三葉の声 を担当したことで大きな注目を浴びた。

そんな上白石が今作で演じる茜は「こはぜ屋」四代目社長・宮沢の娘で、山﨑演じる大地の妹にあたる。大地を小馬鹿にするところもあるが、とても家族思いな女子高生だ。流行に敏感だが父の作る足袋が大好きで、父と兄の潤滑油のような存在でもある。

さらに、竹内涼真演じる物語のキーマン、茂木裕人も所属する実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・平瀬孝夫役には和田正人が決定した。和田は、実は大学4年生の時に日本大学陸上競技部の主将を務め、箱根駅伝にも2度の出場経験を誇る。卒業後、実業団選手を経て芸能界入りした経緯を持つ和田は、現在NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』や『黒革の手帖』(EX)などドラマで見ない日は無いと言っていいほどの活躍ぶりを見せている。

和田が演じる平瀬は、チームへの気遣いができるマラソン へ熱い思いを持つ選手だ。箱根駅伝ランナー、そしてニューイヤー駅伝を目指したアスリートとして活躍した和田の走りにも注目だが集まる。

そして、茂木のライバルである「アジア工業」陸上競技部の 部員・毛塚直之役には、佐野岳が決定した。“スポーツ男子”としても知られる佐野はTBS系『最強スポーツ 男子頂上決戦』で総合優勝3回の実績を残し、『オールスター感謝祭』の名物コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」で優勝経験もある。そんな佐野演じるエリートランナー・毛塚とライバルである茂木の白熱した戦いは見どころのひとつだという。

【上白石萌音コメント】

茜は天真爛漫でありながら、常に家族のことを考え、しっかりと見ている女の子です。彼女が何気なく放つ芯のある言葉の数々にわたし自身も背中を押してもらいつつ、こはぜ屋の大きな挑戦を茜なりに支えられたらいいなと思います。このチームの一員である幸せを噛み締め、わたしも全力で走ります!是非ご覧ください!

【和田正人コメント】

志半ばで、ニューイヤー駅伝に出場する夢と、実業団ランナーとして生きる道を諦め、「役者」という新たな夢を追いかけて突っ走ってきたこの道に、まさか再び、実業団ランナーとして駅伝を目指すチャンスが与えられるなんて。本当に人生は面白いものだなと、どこか運命めいたものを感じています。僕が演じる平瀬という役には、奇しくも、僕自身がランナーとして経験をした、栄光と挫折、苦労や悩みがたくさん詰まっています。汗と涙で濡れながら、必死に生きた時代の一つ一つのドラマを、平瀬と共に、当時よりもより熱く生きられたらと思います。「チーム陸王」の諦めない走りを、最後まで見届けてください!!

【佐野 岳コメント】

今回『陸王』に必ず出たいと強く想い、オーディション前からトレーニングを重ねてきました。ここまで長い時間をかけ撮影に入る作品は自分としては初めてで、とても良い緊張感を保てています。2年前に『下町ロケット』で素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共にお仕事をさせて頂き、自分の中で何かが変わったと思える池井戸作品に今回また参加できることを噛み締めながら、そして『陸王』を観て明日も頑張ろうと思ってもらえるように精一杯頑張ります。役柄としては竹内涼真くん演じる茂木のライバル役で毛塚というエリートランナーを演じます。毛塚という人物を掘り下げて、作品を最大限盛り上げられるスパイスになれるように役作りを徹底したいと思っています。

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