“ハル”目黒蓮と“祁答院”吉川晃司が危険なタッグ!?『トリリオンゲーム』第5話は怒涛の展開に
原作は「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作品で、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作:稲垣理一郎、作画:池上遼一の同名漫画。“世界一のワガママ男”のハルこと天王寺陽(目黒)と、“気弱なパソコンオタク”のガクこと平学(佐野)という正反対の2人が、ゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。
8月11日放送の第5話では、ハルが投資家の祁答院一輝(吉川晃司)に、彼の古巣である大手芸能事務所のゴッド・プロモーションを一緒に買収しようと持ちかける。一方で、ガクは、新設したゲーム事業が資金を集めるためのダミーだったことを、新しく仲間に加わった桜心護(原嘉孝)たちに打ち明けられずにいた。そんな中、ハルが突然ゲーム開発資金の20億円を引き出し、姿を消してしまう。あまりの身勝手な行動に怒る社長の凜々(福本莉子)だったが、ガクはハルの力を借りずに、桜たちと共に最高のゲームを開発する決意を固める。その頃、ハルは単身ゴッド・プロモーションへと赴き、社長の神(塚本高史)に買収を宣戦布告する…という展開になるようだ。
そんな第5話の注目ポイントは、これまでガクと共に戦ってきたハルが祁答院とタッグを組むという点だろう。第4話のラストでは、ソーシャルゲームへの参入自体が20億円の資金を集めるための作戦であり、桜たちをハルが最初から騙していたことが本人の口から語られるというショッキングな展開が描かれた。また、“大資本の宣伝力に潰されないためにメディア帝国を作る”というハルの壮大な計画が明かされ、ガクに向かって「二度と同じ負けは喰らわねえ。どんな悪い手使ってでもな」と言い放つなど、破天荒で明るいイメージが強かったハルの変貌ぶりに、視聴者からは“まるで別人”といった驚きの声もあがっている。5話の予告映像では、祁答院が「タッグを組もうじゃねえの、俺らワル2人で」とハルに言う場面も公開されており、2人が見せる動きがストーリーに大きな影響を与えそうだ。
ここにきて急展開を見せた物語に、SNSでは「ハルガクの絆とハルの心が心配」「ガクくんとの友情パワーに亀裂が入りそうな展開」といった、ガクとの友情にヒビが入ることを案じる声も多い。第4話の冒頭では、ガクの「僕とハルくんは思ってもいなかったんだ、2人が離れ離れになってしまうなんて」という不穏なモノローグもあったが、ストーリーが進むごとに変化していくであろう、ガクとハルの関係性にも注目だ。