『らんまん』万太郎と寿恵子は悲しみを乗り越えられるのか?視聴者も応援「笑顔になれますように」
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子の波乱万丈な生涯を描く。
第18週では、万太郎と寿恵子、そして高知の竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)にも試練が訪れる展開となった。万太郎の書いたムジナモ発見の論文に激怒した田邊教授(要潤)から、大学への出入りを禁じられ、さらに土佐植物目録と標本500点寄贈するよう命じられた万太郎だったが、ロシアのマキシモヴィッチ博士から万太郎のムジナモの研究を高く評価するという手紙が届き、研究のため、寿恵子と娘の園子を連れてロシアへ行くことを決めた。一方、高知の峰屋は腐造が起こってしまったことで大打撃を受け、竹雄と綾は店を畳むという苦渋の決断を下す。心を痛めていた二人は、峰屋の分家の豊治(菅原大吉)らに激励され、峰屋の土地を売って再出発することを誓った。そんな中、東京では園子が熱を出し、それからわずか3日で天国へ旅立つ。万太郎は悲しみに暮れながらも、園子との思い出の花であるヒメスミレの絵を描いて火にくべ、寿恵子と共に亡き娘の幸せを空に祈るのだった。
8月7日から放送の第19週『ヤッコソウ』では、園子を失った悲しみに暮れる寿恵子だったが、万太郎や母のまつ(牧瀬里穂)に支えられながら無事に第2子を出産する。そんなある日、マキシモヴィッチ博士が亡くなったとの知らせが届き、ロシア行きを断念した万太郎は、今自分のやるべきことをやると決心。まずは田邊から寄贈を命じられた標本制作のため、植物採集の旅に出ると、高知の山奥で虎鉄という少年(寺田心)と出会い、彼の案内で珍しい植物を発見する…という展開となるようだ。
第18週では最愛の娘を失ってしまった万太郎と寿恵子、そして、峰屋の看板を下ろすことになった綾と竹雄。視聴者からは、「これからどんな道を4人は切り開いていくのか応援して行きたい」「頑張れ万太郎!!頑張れ寿恵子さん!!」「みんなが笑顔になれますように」といった声があがっている。次週は万太郎たちがどのように困難を乗り越えていくのか、注目だ。