『らんまん』万太郎、田邊教授の“出禁”通告で窮地に…峰屋の綾と竹雄にもピンチが訪れる試練の展開
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。
第17週では、万太郎に植物学者としての転機が訪れる展開に。万太郎は、園子と名付けた娘の子育てと図鑑の出版に追われながらも、寿恵子と共に充実した日々を送っていた。そんなある日、万太郎は長屋の住人のゆう(山谷花純)から誘われて出かけた池のほとりで、見たこともない水生植物と出会う。万太郎がその植物を持って植物学教室へ行くと、田邊は、それが日本でまだ発見されたことのない食虫植物だと突き止め、論文と植物図を書いて世界に向けて発見報告をするよう命じた。万太郎は、深い恩がある田邊に認められたい一心で夢中になってムジナモの研究に励み、ついに精密に描かれた植物画と論文を完成させる。しかし、それを見た田邊は、万太郎がムジナモの論文に田邊の名前を載せていなかったことに失望し、今後は植物学教室への出入りを禁じると通告した。
7月31日から放送の第18週「ヒメスミレ」では、万太郎に激怒した田邊が植物学教室への出入り禁止に加え、土佐植物目録と標本500点を大学に寄贈するように命じる。万太郎は急いで論文を書き直したが、田邊の気持ちが変わることはなかった。そんな時、ロシアのマキシモヴィッチ博士からムジナモの研究を高く評価するとの手紙が届いた万太郎は、博士の元で研究するため、寿恵子と園子を連れてロシアに行くことを決意。一方、峰屋の綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)もピンチを迎える…という展開となるようだ。
新しい家族も増え、順風満帆に思えた万太郎と寿恵子、そして峰屋で奮闘する綾と竹雄という二組の夫婦に試練が訪れるという展開予告に、ネットでは「ツライ」「来週は両夫婦にとって 苦難の週に」「え!ロシア!そんな遠いところに」といったさまざまな声があがっている。万太郎たちは、どのように逆風に立ち向かうのか。来週も見逃せない展開となりそうだ。