松村沙友理「すごいしんどい時期だった」自分を見失っていた頃の苦悩を吐露「ぶち当たって」

2023.7.13 8:30
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松村沙友理/(ⅽ)E-TALENTBANK

7月11日深夜に放送されたフジテレビ系『超個人的フルコース』に、元乃木坂46の松村沙友理が出演。2021年に公開された映画『ずっと独身でいるつもり?』の撮影秘話を語った。

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番組には、同作の映画監督がVTR出演し、当時の松村は役柄のイメージが掴めずに悩んでいたことや、“本当の松村を見たい”とリクエストしていたことを回想。その上で、松村が六本木の街を裸足で走り泣き崩れるシーンでは、OKが出て片付け始めていたものの、松村が『もう1回やりたいです』と声をかけてきたのが忘れられないと話した。

VTR終了後、松村は涙を流しつつ、「すごいしんどい時期だったというか、他の俳優さん皆さんいる中で、私が何を喋っても全部『違う』って言われて」「“本当の私って何?”ってなっちゃったんですよ」と話しつつ、「それまでずっと10年間、確かにアイドルの松村沙友理をやってきたけど、自分を見せないでやってきたなっていうのも分かっていたし、でもそうじゃないと生きてこれなかったところがすごい大きかったから」「10年ぶりぐらいにぶち当たって」と明かした。

そして「さっき言ってくださった六本木で泣くシーン、たぶん15回くらいやったんですよ」「雰囲気を読んじゃうタイプだったけど、その時初めて『もう1回やりたい』って言って」「皆さんに戻って来てもらって」「主演とかでもないし。でも言ったら、『やろう!』って言ってくれて」「その時の自分はポンって弾けたのを感じましたね」と振り返っていた。

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