星野源が”絶対に言わないようにしている”ことにネットで共感の声「胸に突き刺さりました」「すごくいい話」

2017.8.30 21:00

29日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』内で、星野が自身が気をつけていることを語る場面があった。

【写真】星野源、『逃げ恥』脚本家と対談

星野は番組リスナーから来た、自分が好きなものをうまく伝えられないというメールを読み上げ、このリスナーの「人に好きなものを説明するために何かしたり心がけていることはありますか」という質問に言及した。

星野は一番気を付けていることとして「何々より好きとか、誰々より好きって絶対に言わないようにしてます。」「僕の曲だったら『Family Song』より『肌』が好きって絶対言わないようにしてます。」と話し、その理由として「なぜならそれは『Family Song』を好きな人を傷つけてしまうから。」と、自身の考えを述べた。

続けて星野は「あと例えば、アーティストの名前がA、Bってあって『Aがすごく世間的には人気だけど僕はBの方が好き』って絶対言わないようにしてます。」と、もう一つ気をつけているという考えを明かした。

この理由を星野は、こういった表現では”それを好きな自分”の話になってしまうからだと語り、『世間的には人気だけど』という建前には、”人気に引っ張られない自分”を無意識にアピールしてしまうことになるため、純粋な音楽の話ではなくなってしまうと述べながら「これが好きだ、だけでいいんです」と、リスナーにエールを送った。

また、星野は高校生の時などはそういう発言もしていた、と振り返りながら「今思うと自分の意見を聞いて欲しかったんだなって」と話しながら若い頃の自分を分析していた。

この星野の考えにTwitterでは「すごくいい話聞けたな。」「昨日の放送、永久保存版だな…」「源さんのお話がグサリと胸に突き刺さりました。」「こんな人になりたいです。」「最後に本当に素晴らしいこと言ってるなぁ」などの感想が寄せられていた。

星野の考えに共感が寄せられたことは過去にもある。星野がニューシングル『Family Song』を現在開催中のツアーでは披露しないと明言し、その理由を「ツアーの途中から1曲足すというのは、その前の会場の人とかがやっぱりかわいそうだし、ちょっと違うなという。」と、新曲発表前に来たファンへの配慮だと明かし「それこそ粋です、星野源!」との声が上がっていた。

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