『らんまん』万太郎を愛情深く見守ってきたタキが病に…「涙なしではいられない」「目に焼きつけます」
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子の波乱万丈な生涯を描く。
第12週では、互いに思いを寄せていた万太郎と寿恵子が結ばれると共に、万太郎の実家である土佐の造り酒屋・峰屋の面々も久々に登場する展開となった。寿恵子と再会を果たした万太郎は、「日本中の植物を明らかにして図鑑を作る」という目標と、彼女への愛をまっすぐに伝え、寿恵子は万太郎と共に歩んでいくことを決意。それから半年後の春、万太郎は寿恵子と竹雄(志尊淳)を伴って故郷の佐川へ里帰りするが、峰屋は酒屋に課せられる税金の制度が変わったことで窮地に立たされており、さらに万太郎の祖母・タキ(松坂慶子)も病を患って床に臥すことが多くなっていた。そんな中、万太郎の元へ、植物学の権威・マキシモヴィッチ博士から、万太郎が送った標本の中からマルバマンネングサを新種と認めたという知らせが届く。それを知ったタキは、新たに芽生えていた“万太郎の子供を抱いてみたい”という思いを胸に秘め、早く祝言を挙げて東京に戻るようにと伝えるのだった。
6月26日から放送の第13週「ヤマザクラ」では、万太郎がマキシモヴィッチ博士から研究内容を高く評価されたことを受け、タキは早く東京へ戻った方がよいと2人の祝言を急がせるが、その病状は悪化していってしまう。祝言の準備が行われる中で、万太郎、竹雄、寿恵子の3人は横倉山へと植物採取に向かい、竹雄が寿恵子に万太郎の植物採集をどう助ければいいのかを伝授。それからしばらく後、タキは万太郎と寿恵子の祝言を無事に見届ける…という展開になるようだ。
第12週でも、病による痛みで苦しんでいる様子がたびたび描写されていたタキ。次週予告の内容を受け、ネット上では「来週は涙なしではいられない気が…」「タキさんの背中見ただけで泣けてきた」「ずっと生きていてほしい」「そのお姿、しっかりと目に焼きつけます」といった声があがっている。第13週は、万太郎を幼い頃から厳しくも愛情深く見守って来たタキの姿に注目だ。