高橋文哉&桜田ひより、“男性と縁がない”女子学生にアドバイス「大変なことでもあるけど…」
櫻いいよによる同名小説を映画化した本作は、学校イチの人気者・瀬戸山からラブレターを受け取った高校2年生の希美が、彼と密かに交換日記を始めることから展開する青春ラブストーリー。イベントは中村高等学校の体育館に集まった現役女子生徒約400名を前に高橋と桜田が突然登場するというサプライズ演出で始まり、2人は高校生の大歓声に迎えられて登場。司会者を務めたTBSアナウンサーの杉山真也が「高橋さんの制服姿はどうですか?」と生徒たちに問いかけると、「かっこいい!」と黄色い大歓声があがる一幕もあった。
劇中の制服姿で登場した高橋は「撮影期間ぶりに制服を着たので、まだ瀬戸山になりきれていないですけど、生で瀬戸山を見れたと思ってもらえたら嬉しいです」と学生たちにあいさつ。「僕の高校は体育館がなかったので中学ぶりに体育館に入って、『ああ、こんな感じだったな』って懐かしく思います」と感想を述べた。
会場では生徒からのお悩み相談も行われ、高橋は「卒業での先生との別れが辛い」との生徒の悩みを聞くと、「僕は高校3年の時に、卒業する時に、すごくさみしくて。先生にお手紙と小さいお菓子をプレゼントしたのを覚えています。それを先生たちも覚えていてくれて、『あの時嬉しかったよ』ってあとで声をかけてもらえたりしました。ぜひ参考になれば」と自身の経験を紹介しつつエールを送った。
「卒業で部活がなくなると寂しい」という生徒には、「僕もバレーボールをやっていたんです。キャプテンをやっていました」と述べ、「部活は中学まででしたが、中学の時に引退試合をやっていて、マッチポイントでミスをしてしまって…。そのことがその後も2~3年くらい夢に出てくることがありました。部活はそれくらい熱量を込めてやっていて、人生の中でも大きな、青春をかけたものの一つ」とコメント。「今ぽかっと心に穴が空いているかもしれないですけど、いつか自分が壁にぶち当たることがあった時に、横にいる仲間だとか、先生とかを思い出してまた一歩を進めるようになったらいいなと思います。今はぽかんと空いた状態でいいと思います」とアドバイスを送った。
また「女子校なので彼氏どころか男友達もできません。どうしたらいいでしょうか」との相談には、桜田が「欲しい欲しいと思っている内はなかなか現れなかったりするもの。焦らず、運命の相手に出会えるように自分磨きをして欲しいです」とアドバイス。これを受け、高橋も「自分磨きは女の子にとっては大変なことでもあるけど、自分を出せる場所でもあると思います。いつかのために、待ってくれている人のために、努力ができたら素敵だと思います」と話していた。