鈴木伸之が映画『東京喰種 トーキョーグール』で共演した窪田正孝に「大好きになってしまった」と告白
世界累計発行部数3,000万を超える大人気コミックの実写映画化で話題の『東京喰種 トーキョーグール』。人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描く迫力のバトルや、高いドラマ性が評価され、現在大ヒット上映中だ。
そんな本作の公開を記念し、主演の窪田正孝(金木研/カネキ役)、鈴木伸之(亜門鋼太朗役)をゲストに、<ファン大感謝DAY!>として舞台挨拶が実施された。
本作の上映を終えたばかりの会場に二人が登場すると、場内のボルテージはすぐに最高潮に。7月29日の公開初日から20日経っているにも関わらず超満員の会場に、窪田も「すごいですよ!」と興奮気味だった。鈴木は本作の評判の高さを喜びながらも、『東京喰種』のプロモーションを通して「窪田さんのことが大好きになってしまった」ことを告白した。役者としても先輩としても尊敬できると絶賛し、“窪田愛”を本人の前で熱弁すると、窪田も鈴木を「ノブくん」と呼び、「これでLINEを返して焼肉に連れて行ったら、100点満点ですね!」と応えるなど、ふたりの仲の良さに会場からは大きな拍手が沸き起こるほどだった。
トークがスタートすると、まずはふたりが劇中で戦うクライマックスのアクションシーンの話題へ。ふたりとも、ハードなバトルを夜から朝まで撮影するのは大変だったが、「集中していたのであっという間だった」「一番思い入れの強いシーンかもしれない」と撮影を振り返った。また、そのビジュアルクオリティの高さで話題の「喰種のマスク」を装着していた窪田は、マスク状態でアクションシーンの苦労話を披露した。ずっと口元が覆われていた状態だったのが、鈴木演じる亜門に噛みつくシーンで「口開きマスク」に変わったことで、ようやく息ができたとして、迫力のバトルシーンの裏側を明かした。
さらに<ファン大感謝DAY>らしく、客席のファンからも「思い入れのあるシーン」を語ってもらうコーナーも登場。窪田と鈴木がそれぞれボックスから引き当てた座席番号のファンが、お気に入りのシーンを直接ゲストたちに熱弁した。ファンのひとりがカネキと亜門それぞれのトレーニングシーンを挙げると、すかさず窪田が撮影秘話を披露した。カネキが指を痛めつけられる印象的なシーンは、じつは窪田ではなく撮影助手の指であったことが明かされ、上映を見たばかりのファンたちからは感嘆の声があがった。
また、ゲストたちに番号を呼ばれると、感動のあまり泣き出してしまう熱狂的なファンも。思わず感激する窪田と鈴木だったが、お気に入りのシーンを涙ながらに「シャワー(のシーン)」と語るファンに、会場からも大爆笑が起こった。終始なごやかに交流が行われ、まさに<ファン大感謝 DAY>にふわさしいイベントとなった。
【あらすじ】
人の姿をしながらも人を喰らう怪人『喰種(グール)』。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。