綾野剛、“NGを20回以上出された”初演技後の決意を回想「誰かのためにちゃんと頑張ってみたい」

元々俳優志望ではなかったという綾野は、地元の岐阜から上京後は音楽活動をしていたとしつつ、「そこから、仮面ライダーの作品に抜擢していただいて」と、2003年に放送された『仮面ライダー555』が俳優としてのデビュー作だったと明かした。

続けて、そこで特撮作品などを手掛ける演出家の石田秀範氏に出会ったとして、「その方の演出を受けた時に、大人がこんなに真剣に向き合ってくれたの人生で初めてだったんですよ」と当時の感動を振り返った。

さらに、「ファーストテイク、23テイク撮ったんですけど」とNGを20回以上も出されたといい、「前室に戻ってる最中に“誰かのためにちゃんと頑張ってみたい”って初めて思いました。まずは監督のためにっていうのが、そっからたぶんずっと変わってないと思います」と語っていた。