『らんまん』万太郎が9歳に!“学ぶ楽しさ”に目覚める成長した姿に視聴者もワクワク「期待度高まります」
4月3日から放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『らんまん』。第1週「バイカオウレン」では、主人公・槙野万太郎(森優理斗)の成長が中心に描かれた。本記事では、そんな第1週の内容を振り返ると共に、第2週の注目ポイントを紹介したい。<※ネタバレあり>
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。
第1週は、主人公・万太郎の幼少期から物語がスタートした。土佐の酒蔵・峰屋の跡取りとして生まれた万太郎は、草花が大好きな5歳の男の子。生まれつき体が弱く、祖母・タキ(松坂慶子)や母・ヒサ(広末涼子)に心配をかけることが多かった。酒蔵の祝宴の日、“いっそ生まれて来なければよかった”という親戚の心ない言葉に深く傷ついた万太郎は、家を飛び出して行き着いた裏山の神社で、自らを“天狗”と名乗る坂本龍馬(ディーン・フジオカ)と出会う。龍馬の言葉に生きる希望をもらった万太郎は、より植物に関心を抱くようになった。やがて季節が冬へと移ると、病弱で床に臥すことの多かったヒサの体調が悪化。万太郎はヒサを元気づけたい一心から、以前にヒサが好きだと言っていた花を探しに立ち入りを禁じられた奥山へ向かう。姉・綾(太田結乃)とお目付け役の竹雄(井上涼太)の助けもあり、何とか持って帰ることのできた花は目的の花とは違ったが、ヒサは綺麗だと褒め、万太郎たちに「また会おうね」と優しく言い遺すのだった。
4月10日から放送の第2週「キンセイラン」では、9歳になった万太郎(小林優仁)が、武家の子息だけが通学を許される学問所に通うことに。相変わらず草花に夢中な万太郎は気が進まなかったが、学頭である池田蘭光(寺脇康文)から植物の不思議な生態について教えられ、学ぶ楽しさに目覚める。それから3年の月日が経ち、物語の舞台である高知・佐川を離れることになった蘭光は、万太郎を最後の課外授業に連れ出す…というストーリーのようだ。
予告動画では、植物を見つめる蘭光と万太郎の2ショットと共に、万太郎の「おまんらみんな名前があるがじゃ」という台詞と、植物に惹きつけられる生き生きとした姿が描かれている。ネットでは「万太郎ちょっと成長してる!」「期待度高まります」「楽しみです」という期待の声もあがっているが、植物への探究心に目覚めた万太郎がどのような成長した姿を見せてくれるのか。次週も注目の展開になりそうだ。