高橋海人・森本慎太郎ら、フレッシュさと実力を兼ね備えたジャニーズ若手が春ドラマで躍動
まず、4月9日より放送開始予定のオードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く、実話に基づいたドラマ『だが、情熱はある』で若林役を演じるのは、昨年『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)でドラマ単独初主演を務めたほか、人気シリーズ『Dr.コトー診療所』の映画にも若き医師役で出演するなど、俳優として存在感を増しているKing & Prince・高橋海人だ。高橋は、自身が演じる若林について、「色々な面で自意識過剰で、色々なことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方」とした上で、そうした内面について共感できる点が多いと公式サイトに寄せたコメントの中で語っている。先日、本編映像の一部が公開された際には、「予告見たけど若林さんが声当ててるのかと思った」「まって、鳥肌。これもう若林さんじゃん」といった高橋の演技に驚く声が多数あがっており、役柄とシンクロする一面を持つ彼だからこそ、より魅力的に“若林正恭”の人生を演じることができるのではないだろうか。
そんな高橋とW主演を務め、南海キャンディーズの山里亮太役を演じるのはSixTONES・森本慎太郎だ。高橋とは反対に、嫉妬深い山里の性格について“まったく共感できなかった”と、公式サイトに寄せたコメントで語り、山里も自身の出演するラジオの中で「(森本は)真逆なのよ、性格が。超陽キャなんだって」と話すなど、今回はあまり共通点のない人物という難しい役柄に挑戦することに。しかし、山里の“妬み・嫉み・恨み”といった感情を学んだことで影響を受け、撮影以外でも他の人に嫉妬してしまうようになったというエピソードを先日のテレビ番組で話しており、役作りに熱心に打ち込んで努力しているようだ。2022年にも、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送されたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』で錦鯉・長谷川雅紀役を演じ、芸人役でドラマ出演が続く形となった森本だが、今作で俳優としてさらなる進化を見せてくれそうだ。
また、2021年になにわ男子のメンバーとしてCDデビューし、昨年はドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)にも出演するなど、俳優としても活躍の幅を広げている藤原丈一郎は、4月21日より放送開始予定のドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』で山田裕貴演じる主人公らと共に、未来の荒廃した世界にワープしてしまう電車の乗客の1人を演じる。乗客イチの愛されキャラとなる明るい関西人の青年・米澤大地役で出演する藤原は、「物語が進むごとの不可欠な役になれるようにがんばります!」という意気込みと共に、“撮影中に共演者から沢山学び、役と一緒に成長していきたい”という思いを公式サイトのコメントで明かしている。極限のサバイバルが描かれ、ハードな展開が続きそうな本作だが、藤原演じる米澤は、作中の登場人物のみならず、視聴者からも愛されるキャラクターになるかもしれない。
放送開始を控え、『だが、情熱はある』『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』はどちらもネットから“楽しみすぎる”と期待の声が多くあがっている。フレッシュさと確かな実力を兼ね備えた彼らの、春を彩る今期のドラマでの飛躍に、ぜひ注目してみてはいかがだろうか。
※高橋海人の「高」ははしごだか