戸田恵梨香、俳優を続ける“心の支え”となった父親を語る「学歴っていう保険を作らずに…」
4月2日放送のTBS系『日曜日の初耳学』にて、戸田恵梨香が過去に出演した際の未公開トークが放送され、芸能界入りを後押ししてくれたという父親について語った。
戸田は、自身の父親について、花火大会やゲームセンターなど、人の多い場所へ行くことを禁止するほど過保護だったが、芸能界入りを後押ししてくれたのも、また父親だったとして「中卒なんです、私。なので高校には行かず、それも父が『高校に行かなくていい』って言ったんですよ」と、中学卒業後に地元の神戸を離れ、16歳で単身上京した時について切り出した。
続けて「母は高校に行って欲しいって言ったんですけど、父が私は『学校に行かずに仕事1本でやれる子だ』っていうのを言ってくれて」「逆に父の後押しがあって、東京に行くことになったんですよ」「私の芸能界入りは全て父が決めたっていう感じでしたね」と明かしつつ、「『学歴っていう保険を作らずに生き抜きなさい』っていう強さは、30(歳)を過ぎた今、改めても考えさせられますね」「本当にお芝居の事をよく考えられましたし、学校があったら逃げちゃってたと思うんですよ」「よくも悪くも自分と向き合う時間しかなかったから、今の自分があるのかなって思いますね」と語った。
また、戸田が上京したばかりの頃は辛い事が多かったとして、「最初の方とかは、監督に言われる指示の意味合いが理解できなかったり、自分がどれだけ才能が無くて能力が無いのかっていうのを思い知らされて」「それこそ父に初めて弱音を吐いた時に『恵梨香を食べさせてあげられる余裕ぐらいはあるから。いつでも帰ってきたらいいから』って言われた時に、“これ帰ったら自分が自分に負けるんだ”って思ってすごい嫌になって。逆に仕事に対してのやる気っていうのがすごい芽生えましたね」と、俳優を続ける心の支えとなったのも父親だったと話していた。