松山ケンイチ、俳優として“失ったら困る”大事なこととは？「学んでるところあるんですよ」

松山は、自身が主演を務めた現在公開中の映画『ロストケア』のタイトルにちなんで、“失いたくないものは記憶力と表現力のどちらか”と質問されると、記憶力だと答えた。

その理由については「僕はいっぱい面白い人を見て、面白い人から学んでるところあるんですよ」「そういうのとか全部忘れちゃうと、もう俳優できなくなっちゃいますよね」と話し、続けて「なんでこの人道路の真ん中をこんなゆっくり歩いてんだろうとか、いるでしょ？僕の持っている常識っていうのが、この人にとっては常識じゃないんだなという」「そのはみ出してる部分がめちゃくちゃ面白いんですよね」と語った。

また、それが自身の演技にも活かされているといい、「僕も監督の『OK』と『それない』って言う狭間を、どこなんだろうってずっと探してるんですよね」と明かし、共演者を笑わせていた。