横山裕『舞いあがれ!』ヒロインの兄・悠人の好演で“ハマり役”と視聴者から熱い支持

2023.3.27 20:00
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現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインの兄・岩倉悠人を演じ、話題を呼んでいる関ジャニ∞横山裕。最終26週目の放送が開始され、物語が佳境を迎える中、本記事では反響を呼んだ横山の登場シーンなどから彼の今作での活躍を振り返りたい。

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『舞いあがれ!』は、福原遥が演じるヒロイン・岩倉舞が、東大阪と長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。同作で横山は、そんな舞の3歳上の兄であり、子供の頃から“大金を稼ぎたい”という野心を持った青年を演じている。作中では舞の成長と並行するように、悠人の波乱万丈な人生も描写され、大学生から大手メーカーの社員を経て、カリスマ投資家に転身。しかし、第19週ではインサイダー取引に手を出したことで、執行猶予付きの判決を受けることになるという衝撃的な展開が描かれた。

そうしたストーリーの中で、親に反抗する、どこか捻くれた姿勢や、舞に見せる兄として姿など、多数の表情を見せる悠人を自然な演技で表現する横山。その演技力にも度々注目が集まっており、インサイダー取引に手を出してしまった後に、意見の相違から折り合いが悪く、生前はたびたび衝突を繰り返してきた父・岩倉浩太(高橋克典)の遺影を前に後悔を吐露し、「親父、ごめんな…」と謝罪と共に顔を歪ませて涙を流す姿が、「横山くんの涙で大号泣」「悠人くんの気持ちが流れてきて涙止まらんかった」「涙腺崩壊」と感動を呼んだ。

悠人に関するエピソードでは、そんなシリアスな展開にくわえ、山下美月乃木坂46)が演じる舞の幼なじみ・望月久留美との恋愛模様も描かれており、第112回では、フライトナースとして長崎へ行くことが決まった久留美の前に現れた悠人が、「俺と付き合わへんか?」とぶっきらぼうに告白し、OKをもらうと同時に顔をほころばせるシーンも。こうした悠人の姿に対し、SNS上では「悠人らしすぎて最高だった」「悠人も久留美ちゃんも可愛すぎてキュンキュン」などの声が上がっており、物語をさらに彩ってくれるであろう2人の今後の恋愛模様に、視聴者からの期待も高まっているのではないだろうか。

横山は番組公式サイトのインタビューの中で、一人暮らしをする中での母親との関わりについて、悠人と同じ経験をしたことがあると明かしたほか、「僕も弟がいて、弟でもすごくかわいいですから、妹ってやっぱりかわいいんだと思います」と、妹の舞との関係性にも共感できる点があると語っている。さらに、「僕自身は斜に構えている部分があるので、悠人役にキャスティングされたんやと思います。いや、絶対そうです。なんかこいつ問題児やなと思われて(笑)」といったコメントも寄せており、こうした役柄との共通点を多く持つ横山だからこそ、悠人という複雑なキャラクターを、より自然で、魅力的に演じることができたのではないだろうか。

ネット上からも「悠人役がほんとにハマり役」「計算のない自然な演技が素晴らしかった」と多くの反響を呼び、初出演の朝ドラという大きな舞台でも確かな存在感を示した横山。物語が間もなくクライマックスを迎える中、悠人の今後の活躍にくわえ、“ハマり役”と視聴者から支持を集める横山の演技にも、再度注目してみてはいかがだろうか。

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