『シン・仮面ライダー』に出演!西野七瀬、多彩な役柄への挑戦で女優として新たなステージへ
乃木坂46卒業後、数々の映画やドラマ、舞台などに出演し、女優としての存在感を増してきている西野七瀬。今年2月には、庵野秀明氏が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』に出演することが発表され、大きな話題を集めた。本記事では、2023年も話題作への出演が絶えない西野の活躍に注目したい。
昨年は、ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)や連続ドラマW『シャイロックの子供たち』(WOWOW)、映画『恋は光』などに出演し、女優としての活躍が目立った西野。中でも、映画『恋は光』は、第44回ヨコハマ映画祭で「作品賞」「監督賞」「最優秀新人賞」の3つを受賞し、西野個人も「最優秀新人賞」を受賞するなど、同作での西野の演技は高く評価された。かつて西野は、出演したラジオ番組の中で、自身を人見知りだと話していたが、同作の撮影では主演の神尾楓珠と積極的にコミュニケーションを取っていたようで、結果的に良い関係性が出来上がっていったことが舞台挨拶のオフィシャルレポートで明かされている。こうした西野の仕事への向き合い方の変化も「最優秀新人賞」の受賞に繋がったのではないだろうか。
そんな西野は、今年1月に放送されたNHKの正月時代劇『いちげき』では、主人公・ウシ(染谷将太)が出会う女郎・園役として出演。十代ながら大人の女性のような雰囲気を持つ園に対して、西野は「監督ともお話しして、大人っぽくなりすぎず、ただ子どもでもなく、そのバランスを意識しつつ演じました」と語っていた。また、同月公開の映画『イチケイのカラス』では、主人公の型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)の新たな勤務先で働く左陪席の赤城公子役に挑戦。理路整然としたクールな性格だが、みちおに感化され次第に変化していくというキャラクターを演じきった。印象の異なる役どころを演じた経験は、今後の女優業にも活かされることだろう。
なお、西野は3月17日公開予定の映画『シン・仮面ライダー』への出演も決定。西野が演じるのはSHOCKER上級構成員・ハチオーグだ。話題作への出演ということで、ネット上では「どんな感じで出演なのか楽しみ!!!」「なぁちゃんが仮面ライダーの悪役!?」「役柄の幅が広い」「これは予想してなかった」といった反響があった。これまで演じてきた役柄とは一線を画す仮面ライダーの敵を演じる西野の姿を多くのファンが心待ちにしているようだ。老若男女から支持を集める同作への出演は、彼女の女優としての魅力がさらに広まるきっかけとなるのではないだろうか。
西野にとっては新たなチャレンジと言えそうな『シン・仮面ライダー』への出演。積極的に幅広いジャンルの作品に携わることで、西野の女優としての幅が広がっていくのだろう。2023年も西野の活躍に期待したい。