AKB総選挙司会・徳光和夫が”結婚宣言”の舞台裏を告白「なんなんだろうこの子は」
番組では徳光の証言を元に当時の様子を解説。須藤の順位が発表され徳光がインタビューを行ったが、須藤の受け答えが弱々しかったため、徳光のインカムには次のメンバーにインタビューするよう番組スタッフからの指示が来たという。
しかし、ただならぬ雰囲気を須藤から感じた徳光は「まだ何か言いたいことあるの?」と、インタビューを続行。そうして”結婚宣言”に至ったのだという。徳光はこの”結婚宣言”を「全く知らなかったです」と、進行予定にはなかったものだと明かした。
そして当時の須藤の様子を「前回44位だった子が、20位に上がる。相当上がったわけじゃないですか。当然喜んでいいはずなのに、あれっ?マイク向けた瞬間にそんなに喜びを表してないんで、どうしたのかな?というふうに思って、本当に嬉しくて気持ちが高揚しちゃったのかなというふうに思ったんですよね。」と表現し、あくまで喜びや緊張による様子だと思っていたという。
続けて出演者から、”結婚宣言”を聞いた時はどう思ったかと聞かれ「なんなんだろうこの子は」「言葉を知らないのかなと思ったんですよ。それで本人に『今何言ってるかわかってる?』って聞いたら『わかってます』って」と、徳光自身も戸惑った様子をみせていた。
また当時の須藤の思いに関して「彼女の迷いの目はですね、お客さんが入ってたら僕言わなかったと思うんです。お客さんがいないっていう急に変わったわけじゃないですか」と、投票したファンが会場にいたのなら”結婚宣言”はしなかったのではないかと推察した。
この時の総選挙はAKB48・峯岸みなみも振り返っており、須藤の後にスピーチをすることになっていた峯岸は「しょうがないこれはと思って」と、事前に考えていたコメントを差し替えたと話し「何を言ったかあんまり覚えてないですね。空っぽでした」と戸惑いの気持ちを覗かせていた。