白石麻衣『THE FIRST TAKE』のパフォーマンスが話題に!乃木坂46時代から定評のある歌声に再注目
乃木坂46を卒業後、女優やモデルとしてさまざまな分野で活躍している白石麻衣。今年、Netflixにて配信予定の映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』にも出演が決定するなど、女優としても好調な印象だが、2月3日には絢香と共に「THE FIRST TAKE」に登場し、美しい歌声を披露したことで大きな反響を呼んだ。そこで本記事では、乃木坂46時代から定評があった白石のアーティストとしての側面にフォーカスしたい。
「THE FIRST TAKE」は、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネルとして人気を博しているが、白石と絢香は、WEB CMでの共演をきっかけに、第289回の出演アーティストとして登場した。今回2人が歌唱した「にじいろ」は、2014年にNHK連続テレビ小説『花子とアン』主題歌としてリリースされたもの。乃木坂46卒業後は女優やモデルとしての活動をメインにしてきた白石だが、それらの活動とはまた異なるアーティストとしての出演には大きな反響が寄せられており、現在までに約450万回(2023年2月20日現在)も再生されている。コメント欄には「白石さんこんなに歌上手かったんだ」「透明感ある綺麗な声」「レベル高くてびっくりした」など、白石の歌唱力に対する称賛の声も多く集まった。
白石は、乃木坂46に在籍していた頃からその歌声を披露する機会が多かったメンバーだ。15thシングル『裸足でSummer』収録曲の「オフショアガール」、25thシングル『しあわせの保護色』収録曲の「じゃあね。」の2曲は白石によるソロ曲。なお、「じゃあね。」は白石が初めて作詞をした楽曲でもあり、MVは卒業までの白石の歴史と思いがギュッと詰め込まれた映像になっている。白石の卒業を印象的に彩った同曲は、後輩メンバーがライブで披露するなど、白石がグループを巣立った後も受け継がれており、現在でも後輩の心に寄り添う楽曲となっているようだ。
また、グループを超えて、さまざまなメディアでソロで歌うことも多かった白石。過去には「Google Pixel 3a」のCMで「東京ブギウギ」をアレンジした「半額ブギウギ」を歌ったり、『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で鈴木雅之とデュエットをしたりしたこともある。こうしたソロ歌唱経験の積み重ねが、今回の「THE FIRST TAKE」での堂々としたパフォーマンスにも繋がったのではないだろうか。
「THE FIRST TAKE」出演に際し、自身のInstagramで「緊張が伝わるくらい緊張していますが、 どうか、みなさま。 あたたかい気持ちで見ていただけたら嬉しいです」と綴っていた白石。久しぶりの歌声披露ということで緊張は多少なりともあったかもしれないが、その反響の大きさからも、緊張を感じさせないパフォーマンスだったことがうかがえる。「THE FIRST TAKE」出演は、白石の歌唱力が改めて評価されるきっかけになったことだろう。