松本潤『どうする家康』がSNSで話題沸騰!チームをまとめ上げる“座長”としての存在感
1月8日より放送が開始され、早くもSNSで大きな反響を呼んでいるNHK大河ドラマ『どうする家康』。本記事では、過去に様々な作品で主演を務め、同作でも主人公の徳川家康を演じる松本潤に注目し、彼が共演者に慕われる理由や、“殿”を演じることで生まれる説得力について考察したい。
現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』で主演を務め、誰もが知る歴史上の偉人・徳川家康(松平元康)を演じている松本。過去にも多数の作品で主演を務めてきた松本だが、その座長としての姿について、2021年に公開された映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で共演したなにわ男子・道枝駿佑は、テレビ番組の中で“監督やプロデューサーと何度も話し合いを重ねながら撮影しているのを見て、勉強になった”と語っている。また、同作で共演した杉咲花も、スタッフの名前と顔を覚え、率先して声をかけていたという松本の姿を受けて、「絶対そんなふうに声かけてもらえたら嬉しいじゃないですか。凄いなって思ってました」と、その立ち振る舞いを絶賛していた。
スタッフも含めて“チーム”としてまとめ上げていく松本の手腕は『どうする家康』の現場でも発揮されているようで、同作で本田忠勝役を演じている山田裕貴は、自身のラジオ番組の中で「現場でもスタッフさんのことを気にかけて、キャストのことだけじゃなくて、ほんとに幅広く目線を向けて、いろんな人の名前も覚えて」と、大河の現場でも変わらず周囲を気にかけているという、松本の姿について言及。さらに、別の放送回では、松本から酒の席で“次の大河の主役はお前だからな”と声をかけてもらったことで、大河ドラマの主演という目標を意識することができたとも語っていた。
また、山田は「そんな素敵だなって思える俳優さん(松本)に出会えて良かったし、これからも、マジで本多平八郎、忠勝として殿を支えたいなって思った」と、自身が演じる忠勝と松本が演じる家康という役柄に触れながら発言しており、松本が作品の顔となる座長としても周囲から愛され、“支えたい”と感じさせる存在だということがうかがえる。加えて、同作の脚本を担当する古沢良太氏も、役柄と松本の親和性の高さについて、「華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像『ナイーブで頼りないプリンス』にまさにピッタリ」といった印象を、公式サイトに寄せたコメントの中で明かしている。
そんな『どうする家康』は初回放送以降、ネット上でも話題を集めており、今作で初めて大河ドラマを観たという視聴者からも「大河ってこんな面白いの?」「どうする家康で初めて大河を最初からしっかり観てるのだけど、面白い~!」「大河は長くて難しいイメージでとっつきにくい印象だったけど、初めての人でも見やすくてびっくり」などの声があがっている。また、松本の演技についても、「役に入り切ってると思う」「表情が豊かで繊細」といった反響があり、物語のテンポの良さ、そして松本の熱演が幅広い層から支持を集めている理由の1つと言えそうだ。
常に共演者やスタッフに気を配り、現場をまとめ上げる松本。周囲に良い刺激を与えるような存在であるからこそ、個性派ぞろいの家臣団と共に乱世を生き抜く家康という役柄に説得力が生まれるのではないだろうか。ドラマの今後の展開と共に、松本のさらなる飛躍にも期待が高まる。