菅田将暉、歌手の道に進んだきっかけをあるバンドの名曲だったと告白「救われることがたくさんあったから…」

2017.6.17 19:10
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菅田将暉

15日に放送された『NEWS ZERO』に、俳優の菅田将暉がインタビューVTRで出演し、今回の歌手デビューについて胸の内を語る場面があった。

自身の音楽のルーツに関して菅田は「おじいちゃんちがスナックをやっているので、家族みんなで歌うみたいな日々がずっとあって」と、幼少期の音楽ルーツはカラオケだったと明かした。

しかし「結構低くなるもんですよね、声変わりって。驚いて『あれ?なんか高い音が出なくなった』って、そこからカラオケとかも別に好きじゃなくなって、歌うことも好きじゃなくなって」と、思春期の声変わりを機に歌に抵抗を持ち、学生の頃は音楽を聴くこともなかったと話した。

そんな中、19歳のときに出会ったフジファブリックの『茜色の夕日』という曲の歌詞に強く惹きつけられたという。

菅田はこの曲に関して「東京とか芸能界というある種キラキラしてそうだけど、結局は自己プロデュースと孤独の戦いだから『夢はもしかしたらないのかもしれない』みたいな勝手な想像の中突っ走ってみると、この世界じゃなきゃ出会えない人たちがたくさんいて、感動とか快感みたいなものがたくさんあって」と語り、『茜色の夕日』の歌詞と自身の生活を重ね合わすことがあったという。

また「何気ない言葉とメロディーっていうのが、救われることがたくさんあったから、またそれを僕がやりたいっていうか、きっと今の自分の立場じゃないと発信できないものってあるなぁっていうのはどっかにあって」と話した。

菅田は今後の歌手活動について「(周りの)ミュージシャンが路上とかちっちゃい箱(会場)とか、家の中で培ってきたものの積み重ねが僕には今ないから、そこをちゃんと埋めていくというか、自分なりに階段を駆け上がらなきゃと思います」と決意を明かした。

このエピソードに視聴者のTwitterでは「茜色の夕日で私も泣いた」「菅田くんが歌うことについて真摯に話すところとか、貴重な映像すぎて、短かったけど、濃かった」「茜色の夕日。上京組にとって刺さるわ。」と、様々な感想が寄せられた。

菅田は以前も歌手デビューすることに関して「音楽が大好きだから技術やパッションのあるアーティスト・ミュージシャンが沢山いる中で、僕が音楽アーティストをやっていいのだろうか、そして僕に何が出来るんだろうか?という思いはやはりどこかにあります。だけど、今の僕にしか出来ないことってきっとある気がしています。」と意気込みを語っていたこともあった。

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