吉沢亮、今年は“愛され正月”だった?実家でのほのぼのエピソード振り返る

2023.1.10 18:00
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俳優の吉沢亮が7日、都内で行われた映画『ファミリア』の公開記念舞台あいさつに出席した。

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本作は山里に1人で暮らす陶器職人の神谷誠治(役所広司)と、赴任先のアルジェリアで出会った女性との結婚が決まった誠治の息子・学(吉沢)、そして、そんな父子に助けられた在日ブラジル人の若者・マルコスの3人が、国籍や育った環境、話す言葉などの違いを乗り越え、共に生きる姿を描く。壇上には役所、吉沢のほか、共演者のサガエルカス、ワケドファジレ、アリまらい果、MIYAVI佐藤浩市、本作のメガホンを取った成島出監督も登壇した。

吉沢は本作で演じた学について、自分との共通点を問われ、「多分共通点はないです」と笑顔で感想を述べる。吉沢によれば「性格も全然違うし、共通点というよりこういう人間に憧れるなっていう感じの役でした」とも述べ、学の生き方などについて「理想みたいなものが詰まった生き方。誰に対しても平等に優しいし、自分の知らない世界に躊躇なく飛び込んでいける性格がすごいなって思います」としみじみと振り返る。

吉沢は「僕はビビリで何もできないんです。国籍の違う奥さんがいたり、仕事で海外に行ったりする学は、何かにビビるっていうこともあるんでしょうけど、それ以上にそこに飛び込む楽しさを感じている人なんだろうなって。そういうところに憧れました」と話す。

妻役のアリとの撮影秘話も明かされ、本作で初演技だったアリは、撮影中、吉沢が積極的にコミュニケーションを取ってくるたびに不思議な気持ちになっていたことを回顧。「吉沢さんが撮影の前にすごく普通に話しかけてくれるんです。準備はいらないのかなって」と述べ、「私は(演技が初めてだし、準備の時間が)いるんだけどなって。毎回、それがレベルの違いなんだろうなって思っていました。そこまでいけるように(自分も)頑張りたいです」と吉沢とのやりとりを紹介する。

吉沢はアリとコミュニケーションを積極的に取ったことについて、「自分から行かなければという気持ちはありました」と意識をして行なっていたとのこと。演技経験のないアリに対して「あんまり緊張しなくていいんだよという思いもあった」とその理由を明かし、その上で、「でも、確かに考えたい時もありますよね」と撮影中に少し当惑してしまったアリの心境にも理解を示した。

最後に正月の思い出を聞かれると、吉沢は「今年の年始に実家にちょろっと帰りまして」と実家でのエピソードを紹介。「うちはワンちゃんがいるんですけど、僕が一人暮らしの間に1匹増えていて。そのワンちゃんと初めて会いました。めちゃくちゃ可愛かったです」と愛犬との交流を回顧。「ワンちゃんを両脇に抱えてテレビを見ていました。顔をベロベロに舐められて…。ワンちゃんに愛された正月でした」と笑顔で話していた。

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