『舞いあがれ!』第14週は波乱の展開に?舞たち家族は“逆風”を乗り越えられるのか
連日SNSで大きな盛り上がりを見せているNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』。第13週「向かい風の中で」では、ヒロインの舞の父・浩太が経営不振に陥った工場を立て直すため奮闘するの姿が描かれた。本記事では、そんな第13週の内容を振り返ると共に、第14週の注目ポイントを紹介したい。<※ネタバレあり>
『舞いあがれ!』は、1990年代から現代を舞台に、ヒロインの岩倉舞(福原遥)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。空へのあこがれを抱いた舞が、パイロットになる夢、そして“島を行き来できる電動小型飛行機作り”という新たな夢を追いかける姿を描く。
第13週では、リーマンショックで経営不振に陥った工場を立て直そうと奮闘する舞の父・浩太(高橋克典)を中心にストーリーが展開。浩太は仕事のストレスで胃潰瘍を患ってしまい、入院することになるが、幸い大事には至らず、退院する。仕事復帰後、浩太は経費削減のための人員整理を迫られ、パートの女性3人に退職してもらうという苦渋の決断を下し、舞はその穴を埋める形で商品梱包の仕事を手伝うことに。舞が仕事を手伝い始めて1ヶ月が経ち、工場の経営状態は依然として改善していなかったものの、大口の取り引きになる可能性がある新規の仕事が舞い込み、ようやく光明が見え始める。その頃、舞の兄で投資家の悠人(横山裕)は工場の前に立ち、「さて、この工場なんぼになるやろか…」と呟くのだった。
1月4日から放送の第14週「父の背中」では、久しぶりに東大阪へと帰省した悠人が工場を売るように勧めたことから、悠人と浩太が口論に発展してしまう。苦しい状況を見かねた舞は、浩太が工場のためにどれだけ頑張ってきたのか訴え、立て直すことに協力してほしいと頼むが、悠人から“その場しのぎの親切は無責任”と言われてしまう。舞、悠人、浩太、3人の思いが交錯するストーリーのようだ。
予告動画では、会社の一室で舞が「お父ちゃん…?」と浩太を探し、舞の母・めぐみ(永作博美)が深刻そうな表情を浮かべているシーンも。SNSでは「嫌な予感しかしかない…」「不穏すぎます」「お父ちゃん大丈夫よね??」「波乱の幕開けになるのか」といった心配の声があがっている。岩倉家はこの逆境を乗り越えることができるのか。この先の展開に注目だ。